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保険業界は、毎年就活生に人気の高い業界です。お給料も高いですし、安定性があるというのが一番の理由です。でも、志望通りの企業から無事に内定が貰えるかは、その企業に合った志望動機が書けるかどうかで決まってきます。

いうことで今回は、保険業界の理解が進む知識をまとめてみました。一番謎が多いと噂の、「生保と損保の違い」についてです!ここが分かれば、これからの就活も一気に楽になるはず。是非見てみてくださいね。

・生保と損保の基本的な違いとは?

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まず最初に、生保と損保をくっきりと分ける大きな違いについて考えていきましょう。ここが分からなければ、どんなに面接やESの対策をしても意味がありません。基本的な知識をしっかりと仕入れて、死角がないようにしましょう!

 

-保険の形態が違う

そもそも、生保と損保では保険そのものの形態が違います。「同じ保険でしょ?」と思う人も多いかもしれませんが、まったくと言っていいほどその形態や中身には違いがあります。

よって、「同じ保険業界だから」という理由でほぼ似たり寄ったりな志望動機を使い回してしまうと、生保も損保もすぐに落とされてしまうのです。生保には生保の対策方法、損保には損保の対策方法が必要だということですね!

 

-生保は「人の命」

まず、生保とは生命保険の略です。そのまま、人の命にかかわる保険を提供しています。人は、いつ死ぬかいつ病気になるかいつ怪我をするかわかりません。そんな恐怖や不安を少しでも取り除くために存在するのが、生命保険です。いわば、扱っているのはカタチがない人の命だということです。

毎月毎年積み立てていくお金を使って、いざという時に保険金が受け取れる。この仕組みのおかげで、「もしも」の恐怖に震えずにいられるのです。

 

-損保は「モノ」

これに対して、損保は損害保険の略です。扱うのは、しっかりとカタチがある「モノ」。自動車保険や自転車保険、火災保険、地震保険なども損保に入ります。旅行中になにかトラブルに見舞われた時に使える、旅行保険も入ります。

自分がトラブルに巻き込まれた時だけはなく、自分が加害者となって周りの人に被害を与えた時の保険もあります。いわば、生保以外の保険を指します。損保に入っていなければ、どんな高額な損害賠償も自腹で払わないといけない…そんなの怖すぎますよね!そんな恐怖を拭ってくれるのが損保です。

 

-販売形態も違う

生保と損保では中身の時点でまったく異なりますが、販売形態も違います。生保は、みなさんが持つイメージのとおり販売員がお客さまのところを回って販売することが多いですが、損保はそんなことはありません。たとえば、自動車保険。これは、自動車ディーラーを経由するかたちでお客さまに提供しています。そう、損保は代理店などを通して販売しているのです。

「お客さまと直接触れ合いたいかどうか」を軸に就活を進めている人にとっては、かなり大きな違いかもしれませんね!自分に合っているのはどちらなのか考えるといいですね。

 

-損保は企業も対象に含む

また、対象となるお客さまにも違いがあります。生保は基本的に一般のお客様を相手に契約を結びますが、損保は企業や法人を対象に営業することも可能です。

ちなみにも、他にも違いは沢山あります。たとえば、保険の期間。生保は10年以上をはじめとした長期の保険期間がほとんどです(一生保険などもザラですよね!)。これに対して損保は、長くても1年など。人名とモノという、対象の違いだけでないたくさんの違いがあるんですね。

・生保と損保、合う人間性の違いは?

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ここからは、生保と損保での適性を見ていきます。同じ保険業界といっても、細かく区分してみると適性はまったく違います。自己分析をきちんと終えた上でそれぞれに「合った人間性」を確認しましょう。事前に確認しておけば、のちのちマッチングミスで大変な思いをすることもありません。

 

生保

まずは生保について見ていきましょう。人の命という、形ないものを扱う生保。動く金額も高額であるケースが多いです。いったいどんな人に向いているのでしょうか?

 

-人を扶助することに関心がある

生保は、人を生きやすくするための保険です。人生、何が起きるかわかりません。不慮の事故がいつ起こるか分かりませんし、病気も突然やってきます。そんな不安からお客さまを助けるためにさまざまな提案をして、扶助していくのが生保の基本的な業務です。

自分の仕事のおかげで誰かの人生が生きやすくなったり、苦しみが軽減される。そういうことに魅力を感じ、やる気を見いだせる人でないと生保で働き続けることは難しいかもしれません。

 

-営業力に自信がある

生保は、お客さまと直接コミュニケーションを取りながら保険の営業をかけていくのも大事な仕事のひとつです。もちろん中にはさまざまな職種がありますが、土台となっているのはやはり営業職です。

もしも自分の喋りに自信がなかったり、営業職という仕事にプレッシャーを感じてしまうのなら、生保は向いていないかもしれません。逆に、学生時代営業職関係のアルバイトなどをしていた人は、面接などで高評価をしてもらえる確率が高いです。どんどんアピールしてみましょう。

 

-人の話を聞くのが好き

生保の営業は、ただこちらの商品を矢継ぎ早にまくし立てるのではうまくいきません。世間話から始まり、相手とラフなコミュニケーションを取りながらうまく営業につなげていくのがキモです。よって、相手の話を楽しく聞くことが出来たり、聞き上手な人は生保に向いていると言えます。

普段から友達や家族の話をよく聞いてあげていたり、周りから相談役を持ちかけられたりする人は、生保に積極的にエントリーしてみるといいかもしれません。

 

損保

次にみていくのは損保に向いている人です。生保と損保で迷った結果、結局自分に合っていない仕事を選んでしまう人が後を絶ちません。本当に自分に合っているのはどちらなのか確認です!

 

-人と向き合って話せる人

お客さまとヒアリングを行って、1番合った保険を紹介するのも大事な仕事のひとつ。時には、相手が言っている内容をやんわりと断ったり、もっと適したアドバイスをしなければならない時もあります。そんな時に大切なのは、「心から相手と向き合って話をすること」です!

相手の心が自分に向いていなければ、お客さまはどんな提案をされても首を縦には振らないでしょう。心を通じあわせて会話ができる人は、損保に向いています。

 

-ストレス耐性がある人

損保は生保に比べて、ストレスを多く感じると言われています。それは、お客さまの対象に企業や法人が入っているからでしょう。1:1ではないプレッシャーから、仕事が嫌になってしまう人は毎年たくさんいます。

特に営業職になると、そのプレッシャーは桁違いです。わかりやすい数字で結果が出てくるので、ストレス耐性がない人は仕事を続けられないかもしれません。

 

-泥臭い仕事に抵抗がない人

損保の仕事は、生保に比べるとかなり泥臭いです。代理店を挟むため、各代理店に頭を下げないといけませんし、自分の気持ちだけで業務の方向性を決められないもどかしさもあります。

保険業界はどの仕事もクリーンで、スマートなイメージがあるかもしれません。でも、それは幻想です。自分の足で歩き回り、時には謝罪したり尻拭いをしたりしなければなりません。そういう仕事に抵抗があるなら、やめておいた方が良いですね。

 

・生保と損保、面接で聞かれる質問に違いはある?

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皆さんが1番知りたいのは、実際の面接でいったいどんなことを質問されるかどうかではないでしょうか。内定の有無は、結局のところ面接の結果で決まります。生保か損保で質問内容に差があるなら、知りたいですよね!ここでは、そんな各面接の相違点についてまとめてみました。

 

-いずれも「この企業じゃないとダメな理由」は必要

生保も損保も、「なぜこの企業を選んだのか、なぜほかの企業ではダメなのか」という質問について納得できる理由をつけて説明できないといけません。採用担当者からしてみれば、「どうしてうちを受けたいと思ったんだろう?」という疑問が湧いてくるのは当然のこと。その疑問に答えられないと、内定はまた先の夢です。

「自分の目標が達成できると思ったから」「仕事内容が魅力的だったから」などのあいまいな理由ではなく、具体的にどんな目標なのか、どんな仕事がしたいのかについて詳しく言及してください。

 

-努力して壁を乗り越えた経験も必要

就活生たるもの、なにかひとつの目標に向かって壁を乗り越えた経験もアピールしたいところ。社会人になったら、仕事は困難の連続です。学生時代になるべく多くの壁を乗り越えた心強い学生に、入社して欲しいと考えるのが企業です。

それは、学業でもサークルでも、趣味や特技でも構いません。大切なのは、「嘘をついていないかどうか」です。嘘をつくと、プロの目線からするとすぐにバレます。本当に自分が経験した内容について語りましょう。

 

-生保は「人の人生を支えたい」アピール

生保は、損保などに比べて人間の命や人生に関わりたい!という気持ちを強く伝えておく必要があります。生保は、かたちのないものを扱う業種です。命そのものに関心が持てないと、仕事を好きにもなれないでしょう。

慈善事業のボランティアやアルバイトをした経験や、なにか人のためになることをした経験を具体例として使いながら、わかりやすい志望動機を書けるように意識してください。

 

-損保は「企業ともつながりたい」アピール

損保と生保の決定的な違いは、「企業と直接的に繋がれる機会が多い」ということです。ただお客様とやり取りをするだけでなく、企業や取引先と関わりを持ちたいというアピールをしておくといいでしょう。絶対的な差別化になります。

企業とつながることで、保険業界を内部から変えていきたい…など、スケールの大きい野望も損保なら言いやすいです。面接で突っ込まれてもいいように、どんな企業と繋がりたいか考えておきましょう。

 

・生保と損保の違いQ&A

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最後にご紹介するのは、生保と損保の違いに関する質問集です。なにかわからないことがあると、ついつい考え込んでしまい時間が経つことって、ありますよね。でも、それこそ無駄な時間!わからないことはすぐに解決して、具体的な対策に挑んだ方が時短です。ここでは、代表的な質問を5つピックアップしてみました。

 

-どちらの方が倍率が高い?

生保と損保、どちらが人気なのか…保険業界を目指している人なら、ほぼ必ず気になるであろう質問でしょう。ストレートに言うと、「生保か損保かで決まるのではなく、企業別に人気度は分散する」ということです。

生保だからすごく倍率が高い、損保だから生保より倍率が高い…なんてことはほぼありません。その業界の中でも大企業で、知名度の高い企業の倍率が高くなるのです。倍率の高さで迷うのは、これこそ時間の無駄だということですね!

 

-面接までなかなか進めない…

ESや筆記試験でいつも足踏みしてしまい、なかなか面接まで選考通過することができない…よく聞く話ですが、これに関しては「なるべく面接までの選考数が少ない企業を探してエントリーする」という対策方法で乗り切りましょう。

ほかの業界だと「ES選考や筆記試験がもともとない企業を選ぶ」ことも可能なのですが、生保や損保はもともと大企業が多い業界なので、なかなかそうはいきません。「比較的少ない」企業を探し出して、エントリーするようにしてください。

 

-どちらが良いか選べない

生保と損保で迷ってしまい、どちらにしようか決められない…そんな人も多いことでしょう。そんな場合は、最初のうちは「敢えて決めない」ことをオススメします。まだ自分の中で決心がついていないのにどちらかに決めてしまうと、マッチングミスが起きやすくなってしまいます。

半々くらいの割合で企業にエントリーし、いくつかの選考に参加しながら自分の適性を探ってみましょう!

 

-生保と損保以外に保険業界ってあるの?

基本的には、第1分野の生保と第2分野の損保のふたつが大きな区分です。しかし、その中間に値するものとして第3分野の保険も最近生まれました。傷害保険やがん保険、医療保険などが挙げられます。

また、生保と損保にはそれぞれもっと細かな区分もできます。生保には終身保険、生存保険、養老保険など。損保には地震保険、火災保険、海上保険などが挙げられます。保険業界に志望が定まったら、細かな区分についても考えていきましょう。

 

-自分に適性があるか不安

どんな業種でも不安になるのが、「自分は本当に適性があるのか?」ということでしょう。でも、これに限っては実際に働いてみないとわからない部分が多いです。今の時点で「自分に合ってるかわからないし…」と塞ぎ込んでしまったら、就活なんて進められません。

それでも不安だったら、学校のキャリアセンターに相談しに行くことをオススメします。毎年どんなタイプの学生がこの業界に進んでいるのか、1から教えてくれます。自己分析を進めた上で自分に適性があるかどうか聞いてみましょう!

 

・おわりに

さて、いかがだったでしょうか。生保と損保の違いは、保険業界を目指す人なら必ずと言っていいほど困ってしまう疑問のひとつです。でも、しっかりと事前にその相違点について学んでおけば、何と怖いものはありません。今回ご紹介したポイントを参考にしながら、生保と損保の違いにおける基礎知識を学んでみてくださいね。実際に就活を本格的に始めてから、役に立つこと間違いなしです。みなさんの就活が上手くいくように、応援しています。

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