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一般的に、仕事は2種類に分類できます。総合職と一般職です。名前だけでも聞いたことがある!という人は多いのではないでしょうか。就活生たるもの、総合職と一般職の違いはきちんと学んでおかないといけません。

ということで今回は、総合職と一般職にはいったいどんな違いがあるのかまとめてみました。基本用語の意味を理解していないと、これから選考に進んだりセミナーに参加する時に大変な思いをするかもしれません。是非見ていってください!

 

・総合職と一般職の基本的な違いは何?

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まずは、総合職と一般職のあいだに横たわる基本的な違いについてまとめていきます。忙しい人はここだけでも読んでおくと、すぐに就活に活かせるはずです!

 

‐総合職=基幹的な業務

よく耳にする総合職という言葉。これはいわば、全業務の中でも根幹となるメインの業務を行う社員のことを指します。たとえば、実際にお客様や顧客と接して業務を行ったり、業績をあげるための基幹的な業務を行います。

一般職の人達に指示を出し、社員全員が業務をスムーズに行えるように団体をまとめあげるのも大事な仕事のひとつです。これまでの経験から適切な判断を下し、リーダーシップをとっていくことが求められます。

 

‐一般職=補助的な業務

これに対して一般職は、基本的に補助的な業務が多いです。総合職が外に向かってガツガツ仕事をしていくタイプだと考えると、一般職は社員全員が問題なく業務が進められるように会社の環境を整えておくことが仕事だと言えるでしょう。

事務職が多く、事務手続き上に必要な業務などを任されることが多いです。会社を会社として機能させるために、絶対的に必要な業務のひとつですね。

 

‐責任の重さが違う

もちろん総合職も一般職も大事な仕事に変わりはありません。しかし、やはり責任の重さには違いが出てきます。総合職は、一般職と比べて責任感が問われる機会が多くなってきます。

売上や業績にダイレクトに伝わる仕事をしているわけですから、あまり失敗は出来ませんよね。逆に一般職はそこまで大きな責任はありませんが、そのぶんミスが許されにくい環境があるので、どちらも大切な仕事なことに変わりはありません。

 

‐マニュアルの有無

総合職は、普通マニュアルは存在しません。これに対して一般職は、基本的にマニュアルが存在します。その時々に適した行動を選ぶことが最優先なのは変わりませんが、パソコン業務・事務的作業などがほとんどなので、1度覚えてしまえばずっとやり続けられる仕事内容です。

ここで言うマニュアルとは、実際に本物の冊子になっている場合もあれば、口頭で先輩から伝えられることもあります。いずれも、「覚えるところから仕事は始まる」のは確かです。

 

‐給料も違う

求められる責任感の大きさから違いますから、もちろんもらえる給料の額面も違います。言わずもがな、総合職の方がお給料は高いです。

その額の違いは年を追うごとにつれて大きくなっていきます。総合職のまま勤続年数がグングン伸びていけば、給料の額もかなり期待できます。一般職はただ働いているだけではなかなか評価してもらえる機会が少ないため、給料がなかなか上がらない人もよく見られます。

 

‐キャリアアップの難易度も違う

一般職は給料が上がりづらいですが、キャリアアップそのものも難しいです。これは、周りに随時自分を見て評価してくれる機会がなかなかないことが理由として挙げられます。

とはいっても、頑張り続ければいつか絶対に昇給します。あくまで総合職と比較すればキャリアアップしづらい、というだけなので、あまり悲観的に捉える必要はありません。ただ、とにかく早くからエリート街道を走りたい人、出世したい人は一般職に向いていないかもしれません。

・総合職と一般職、就活対策に違いはある?

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ここからは、総合職と一般職で就活対策に違いがあるかどうかをまとめていきます。効率よく就活を進めるには、やはり自分の適性にあった対策を進めなければなりません。未来の自分のために、知識を蓄えましょう!

 

‐総合職はコミュニケーション能力アピール

総合職は、コミュニケーション能力がなければ始まりません。部下に指示を出すのもそうですし、自分がやりたいことを具体的に言葉に出す癖をつけなければ、仕事は進んでいきません。

直接お客様の応対をしたり、取引先と話をする以外でも、コミュニケーション能力は必要です。大きな団体の中で仕事を円滑に進めるには、あいさつや感謝の言葉などをきちんと声に出すことも求められます。

 

‐サークル・ゼミでの活躍

そんなコミュニケーション能力をアピールするには、やはりサークルやゼミなどで楽しく学生生活を送れていたことを伝えなければなりません。人と話すこともおぼつかないような人に入社されても、困ってしまうからです。

リーダーシップをとって複数の人間をまとめていたり、仲介役として友達同士の仲を取り持ったり…どんな方法でもいいので自分だけの「コミュニケーションのとり方」を知っていれば、それは確実にあなたの武器になります!面接で質問された時のために、追加のエピソードをいくつか用意しておくと、その場が一気に盛り上がるかどうか決まりますよ!

 

‐一般職は真面目さのアピール

これに対して一般職は、ひとつの仕事に真面目に取り組めるストイックさをアピールするといいでしょう。ルーティン的業務が多かったり、マニュアルが用意されている仕事が多い一般職は、何かのプロフェッショナルになれるくらいひとつの仕事に真面目に取り組み続ける必要があります。

縁の下の力持ちと呼ばれるように、誰も見ていないところでずっと努力できる証明を、何か自分らしいエピソードで語ることが出来ると、印象もバツグンのはずです。

 

‐勉強面での努力

真面目に努力し続けられることのアピールで1番使えるのは、やっぱり勉強でしょう。ずっと行きたかった学校に行くために1日○時間も勉強したり、遊びに行くのも我慢して頑張り続けた。そんなエピソードがあれば、一般職の志望動機にそのまま使うことができます。

また、資格取得などに精を出した人はそのエピソードを使うといいでしょう。「合格」や「目標点到達」など、目に見えてわかりやすい結果が出ると、採用担当者側も「おっ!」と思うはずです。

 

‐基礎的なES対策・面接対策はどちらも必須

総合職と一般職に分けてご紹介しましたが、「面接に入る前のES」「初期段階での面接」では、どちらもアピールする必要があります。あくまで今回紹介したそれぞれの対策方法の違いは、「決め手となるポイント」をどれにするか、ということ。最初の選考をクリアするためには、コミュニケーション能力も真面目さも兼ね備えている人間として自己アピールしなければならないのです。

総合職になりたくても、一般職になりたくても、常識は持ち合わせていなければならない。これは鉄則です。

 

・総合職と一般職、向いている人間像の違いは?

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ここからは、総合職と一般職それぞれどんな人間が向いているのかどうかを見ていきます。仕事にはなんでも適性があります。自分の能力を全部だしきれる仕事につくのが、やはりみんなの夢ですよね。

それでは、具体的にどんな人間が向いているのか見ていきましょう!

 

‐総合職はリーダーシップのある人

総合職は勤続年数が長くなれば長くなるほど、責任のある仕事を任されます。会社自体の規模が大きい場合も多いですし、リーダーシップがなければ始まらない仕事も多いです。

特に大企業だと、何百人単位の社員たちをひとつにしなければなりません。ルーティン的業務が少ないため、その時々に必要な仕事を取捨選択する必要もありますし、人の上に立つことに抵抗がない人におすすめします。

 

‐アイデアマン

とにかく総合職は、アイデアをぽんぽんだせるよう頭の回転が早いことが求められます。この選択肢がダメだと気づいたら、すぐ次の打開策に移る。これが、また新しいアイデアに変わっていきます。

ビジネスシーンは、どんどん変わっていくもの。時代の潮流をきちんと読んで、おもしろくて興味深いことを学んでいれば、今は繋がれなかった人ともいつか繋がれるはずです。それを助ける役目をするのが、アイデアなのです。普段からいろんな新聞や雑誌を読んで、知識のストックを更新しておくといいでしょう。

 

‐一般職は人のサポートが好きな人

これに対して一般職は、やっぱり誰かの仕事を支えたい・サポートしていきたいという気持ちが強い人におすすめしたいです。自分が前に立ってどんどん率先するよりも、陰に隠れていていいから縁の下の力持ちになりたい。そういう人は、一般職の仕事に向いていると思われます。

普段から誰かの世話を焼いたり、皆の士気を上げるためにいろいろ試して見たり…。会社の働く環境を整えておくことが快感になったら、それはまさしく天職!自分の仕事で誰かが働きやすくなったり、生きやすくなったら最高ですよね。

 

‐コツコツ地道な作業が好き

小さくて地味な作業を毎日続けたり、勉強や練習を地道に毎日行ったり…。そういうコツコツした作業が好きな人は、一般職に向いています。一見地味な作業に魅力を見いだして、誰かのためにそれを頑張って続ける。まさに、一般職の醍醐味です。

ひとつのことを何年も続けられらた試しがなかったり、飽きっぽい人は一般職には向いていないかもしれません。とにかく、ひとつの作業や知識について完璧なプロフェッショナルになれるのが一般職。自分はいったいどんな仕事がしたいのか、胸に問いかけておく必要がありますね。

 

・総合職と一般職の違いQ&A

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最後にお届けするのは、総合職と一般職における質問集です。就活を進めていくと、いつの間にかわからないことだらけでいっぱいいっぱいになってしまいがち。そんな時に1番やっていけないのは、わからないことをわからないままにしておくことです。頭に浮かんだ謎をここで解決して、スッキリした気持ちで就活を進めてくださいね。

 

‐男女の比率は?

総合職と一般職で比較すると、やはり一般職の方が女性の比率が高いようです。具体的な比率で言うと、一般職の男女比は2:8だそうです。ちなみに、総合職の男女比は8:2。ルーティン的業務や事務作業は女性が行う価値観が根強いようです。

とはいっても、もっと昔はこの比率はもっと差がありました。男女で仕事内容を区別する時代は終わり、自分がやりたい仕事をみずから選択できる時代になったため、比率はこれからもっと縮むはずです。「男女比でこんなに差があるなら、自分は総合職/一般職志望はやめようかな…」などと考えるのはやめて、自分の気持ちに正直になった方がいいです。

 

‐転勤は?

これは企業によって変わりますが、一般的に言って総合職は転勤する可能性が高いです。自らの足を使って仕事する機会が多い総合職。出世する機会が多い総合職。転勤する可能性が多いのも頷けますよね。逆に、一般職はほとんど転勤することはありません。事務作業やルーティン作業が仕事内容なら、わざわざ転勤する必要はありませんよね。

もしも「絶対に転勤したくない!」と強く思っている人がいるなら、あえて一般職志望を目指すのもありかもしれません。そしてその反対で、「たくさん転勤していろんな環境で自分を試してみたい」と思っているなら、総合職を志望することをお勧めします。

 

‐自分の適性がわからない

総合職と一般職それぞれの違いを勉強しても、結局のところ自分の適性がわからない!どんな仕事が自分に合っているかなんて今の時点でわからないのが当たり前ですから、それでよいのです。それでも、いつかは答えを出さないといけません。そんな時に力になってくれるのが、学校のキャリアセンターです。

キャリアセンターの先生は毎年何百人もの就活生の話を聞いているので、親身になって相談に乗ってくれます。コミュニケーションをとっていくうちに、自分が本当に向いているのはどちらかわかるはずです!

 

‐総合職と一般職に分かれた歴史は?

「総合職」と「一般職」という2つのコースに分かれ始めたのは、1986年と言われています。これは、男女雇用機会均等法が施行された年です。男=外に出てガツガツ働く、女=会社の中で事務作業をする、という考えを取っ払うために、異なる言葉を使って区別する必要があったのです。

今もまだ総合職と一般職における男女差別は撤廃されてはいませんが、この施行年の頃に比べるとかなり数は少なくなっています。総合職と一般職というコース分けは、男女がそれぞれ生きやすくなるための優しい心遣いだということですね。

 

‐総合職と一般職以外の区分はないの?

あくまで仕事を2つのタイプに分けた時の呼び方ですから、これ以外の区別は特にありません。これ以外の呼び方があったとしたら、それは専門的な知識が必要となる専門職になるでしょう。

とはいえ、仕事の呼び分け方はその環境によって微妙に異なることもあります。あまり呼び方に囚われすぎるのも考えものですね。

 

・おわりに

さて、いかがだったでしょうか。総合職と一般職、自分は一体どちらの仕事をしたいのか…よく考えて、あとで後悔しないように気合を入れて準備したいですよね。

総合職には総合職の、一般職には一般職の楽しさがあります。もちろん、つらいこともどちらにもあります。問題なのは、「自分が本当に楽しいと思えるのはどちらなのか?」ということです。

今回ご紹介した内容をきちんと理解して、そして実行に移して、自分の就活力をグーンと上げてみてくださいね。みなさんが志望通りの企業から内定を貰えるように、祈っています!頑張ってくださいね。

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