【良くも悪くも】サマーインターンが本選考に与える影響をプロが解説

インターンシップ

「サマーインターンって結局、本選考に影響あるの?」と疑問に思っているという就活生も少なくないでしょう。たしかにサマーインターンをただのインターンとして行なっているということは考えにくく、本選考にも何かしら影響があるということが考えられますね。

そこで今回の記事では、サマーインターンが本選考に与える影響について「良い面」と「悪い面」をどちらもご紹介していきましょう。

サマーインターンが本選考に与える影響を理解した上でインターンに挑むかどうかで、サマーインターンへ向かう姿勢も大きく変わってくるはず。これからサマーインターンに挑むという方は是非じっくりと目を通していきましょう。

サマーインターンが本選考に与える「良い」影響

それでは早速サマーインターンが本選考に与える影響について1つずつ解説をしていきます。まずこちらで解説するのはサマーインターンが本選考に与える「良い」影響です。それでは早速見ていきましょう。 

サマーインターンが本選考に与える「良い」影響1:採用直結型なら内定に繋がる可能性あり

1つ目にご紹介するサマーインターンが本選考に与える「良い」影響は「採用直結型なら内定に繋がる可能性がある」ということです。インターンにはサマーインターンでもウィンターインターンでも、いくつかの種類が存在します。

例えば体験型インターンなどは、本選考につながるインターンというよりは、どちらかと言うと学生に対して社会経験を体験してもらうというような目的や企業アピールとして行われる目的で設定されていることが多いです。

その中で採用直結型インターンという種類のインターンがあります。これはその名の通り、インターンの成果に応じて採用のための本選考会のチケットがもらえるというような主旨のものとなります。

例えばサマーインターンの中で成績優秀者に対して、インターン生限定の面接選考が行われたり、インターン生特別枠として選考が行われたりすることはよくあります。そのため、サマーインターンの成果が内定に直結するということは普通にあることなのです。 

これをサマーインターンが本選考に与える良い影響として並べたのは、本来ならば本専攻でしかないでのチャンスがないところを、インターンを頑張れば内定を取るチャンスがもう一つ得られるという利点があるからです。

採用直結型のインターンの場合であれば、そうでないという場合ももちろんではありますが、できるだけ成果が出せるように全力で努力をすることをおすすめします。

サマーインターンが本選考に与える「良い」影響2:自分の適性がわかる

2つ目にご紹介するサマーインターンが本選考に与える「良い」影響は「自分の適性がわかる」ということです。サマーインターンがボロボロだったとしても落ち込むことはありません。なぜなら、サマーインターンでうまくいかなかったということは、あなたの能力不足というわけではなく、その企業や業界とあなたの相性が良くなかったという可能性が考えられるからです。

就活関係のイベントとなるとどうしても成果を出すことや、やりがいを感じることが良いことだと考えてしまいがちですが、むしろ自分にとって合わないものを見つけるということは今後社会で活躍する上で非常に重要なポイントなのです。

サマーインターンの感触があまり良くなかったにもかかわらずその企業や業界に固執をしてしまうと、本選考で落とされてしまったり、運よく受かったとしても社会に出てから悩むことが多くなったりすることがよくあります。

サマーインターンであまり感触が良くなかった場合は、 それはその企業や業界が自分に合ってなかったと捉え直し、別の企業や業界へと舵を切り替えるチャンスだと捉えましょう。

サマーインターンが本選考に与える「良い」影響3:業界・企業研究が深まる

3つ目にご紹介するサマーインターンが本選考に与える「良い」影響は「業界・企業研究が深まる」ということです。やはりサマーインターンで実際に会社の中で働いてみるという経験は、その企業や業界の現状をより実感できるということでもあります。

インターネットには企業の口コミや業界の現状などについて書かれていることがたくさん見られます。 しかし実際にその会社や業界内で働くことと外からの情報を見ることでは 百聞は一見にしかずという言葉もあるように全く違う可能性だってあるのです。

本気でその企業や業界で将来的に活躍したいと言うのであれば、サマーインターンやウィンターインターンで実際に内部から見る機会を得るべきでしょう。その経験をもって、 本当に自分に合っているのかを考えたり、業界・企業研究を深めていくことが理想的なのです。

サマーインターンが本選考に与える「悪い」影響

次にこちらで解説するのはサマーインターンが本選考に与える「悪い」影響です。それでは早速見ていきましょう。 

サマーインターンが本選考に与える「悪い」影響1:インターン選考に落ちると本選考も受けられない可能性あり

1つ目にご紹介するサマーインターンが本選考に与える「悪い」影響は「インターン選考に落ちると本選考も受けられない可能性ある」ということです。先ほど紹介した採用直結型のインターンなどは特に、一度インターンの選考に落ちると本専攻のエントリーすらできない場合があります。

そのため興味がある企業であったり業界であったりしても、サマーインターンの段階でしっかりと自己分析を深められていなかったり、 企業研究や業界研究を行えていなかったりする状態でサマーインターンの選考にエントリーしてしまうと本選考にまで悪い影響を与えてしまう可能性があります。

もちろんサマーインターンの選考に落ちた場合本選考に参加できないということは、インターンのエントリー規定などに書かれていることだと思いますので、 しっかりとサマーインターンのエントリー規定を参照しておきましょう。

サマーインターンが本選考に与える「悪い」影響2:インターンでマイナスのイメージが付くと本選考に響く

2つ目にご紹介するサマーインターンが本選考に与える「悪い」影響は「インターンでマイナスのイメージが付くと本選考に響く」ということです。 

先ほどはインターンの選考の話をしましたが、実際にインターンに参加した中で悪いイメージを与えてしまうことによって本選考に悪影響を与える可能性があるということも考えておかなければなりません。

これはインターン規定にも書かれてないことが多いのですが、 やはり採用直結型のインターンでなくても、優秀なインターン生は記録されていますし、 同時に企業が採用したくないと感じた学生に関しても記録されています。

そのためインターンで 大きなミスをしてしまったり、 企業側にいいイメージを持たれなかったりすると本選考に悪い影響を与えてしまう可能性は大いにあります。 

まとめ

そこで今回の記事では、サマーインターンが本選考に与える影響について「良い面」と「悪い面」をどちらもご紹介していきました。近年、多くの企業がサマーインターンを行なっているということで「とりあえず参加しておこう」という就活生も見られます。

しかし、本記事で述べたようにサマーインターンから本選考のつながりはあると考え、できるだけ優秀な成績を残すことが望まれます。是非これからサマーインターンに参加をするという方は、良い結果を残せるように全力でトライしてきてください。 

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