就活準備に欠かせないインターンシップ。人気企業のインターンは、早いうちから応募が殺到するのが当たり前になってきました。希望したインターンに参加するためには、まず「インターン選考に合格する」必要があります。インターン選考でも、大事になるのは自己PR。その企業が求めている人物像と自分の自己PRが合致していなければ、なかなか選考を通過するのは難しくなってきます。

そこで今回は、受かりやすい自己PRの作り方を伝授したいと思います。ウケる自己PRの作り方がいまいち分からない人は、まずここを参考にしてみてください!

インターンシップで求められる自己PRのポイント

本気で参加してくれる真面目な学生か?

インターンと就活本番の選考でどんな違いがあるかと言うと、最も重視されるのが「やる気・意気込み」だということですインターンでの活動内容で内定が決まるわけではありません。インターンは、未経験の学生たちが集まります。真っ白な状態の学生を、企業は熱望しているわけです。

特別なスキルや能力が備わっていなくてももちろん大丈夫です。「やる気だけはあります!」そんな学生にまずインターンに参加してもらい、業界に関心を持ってもらうのが企業側の一番の目的だからです。やる気に満ち溢れた真面目な学生であることを、まず一番にアピールしましょう。

積極性はあるのか?

「この業界で働きたいです!」というのは口先ばかりで、指示を出してもあまりやる気が見られない…。そんな学生を嫌と言うほど見てきた企業は、「自分から行動して、何かを変えようと前に進む」アクティブな人物を求めています。

どんなに知識があっても、積極性や行動力がなければ宝の持ち腐れです。自分一人でグイグイ周りを引っ張っていけるような主体性をアピールすることも、インターンの自己PRには最適です

確かに、引っ込み思案な性格は逆に言えば慎重でミスが少ないかもしれません。しかし、そればかりをアピールするのは少し難しいでしょう。なるべく積極性を交えながら、「理想的な新卒」を前面に出してください。

業界に興味はあるのか?

そもそもの問題ですが、企業や業界自体に興味がない人を企業側は想定していません。知識やスキルに代替されるのが、「何が何でもここで自分の力を確かめたい!」という熱い思いです。

たとえ本音は興味のない業界だったとしても、自己PRでその気持ちを悟られてはいけません。その業界についてもっと勉強したい!という向学心の高さもアピールして、現社員のやる気の起爆剤になるような存在になれることを主張してみてください。

業界について興味があるかどうかは業界研究をどれだけやっているかに比例します。業界研究がおろそかになっていると人事には「業界研究をしてないみたいだし、うちの業界に本当は興味がないな」と思われてしまいます。業界に興味があることをアピールできるように、業界研究は入念にやっておきましょう。業界研究のやり方についてわからない方は以下の記事も参考にしてみてください。

コミュニケーション能力はあるか?

社会人にコミュニケーション能力は必須です。大学では博学で成績優秀な学生も、いざ社会人になったら「コミュニケーションを上手く取れなくて困ってしまった…」なんて事例も多いです。そのため、人事の方々はコミュニケーションを取れる人間かを重視しています。

サークルやゼミ活動で、周りのメンバーたちと上手くコミュニケーションを取ったことをさりげなく話題に出し、コミュニケーション力のある人材アピールを忘れないようにしましょう!

人間性は社風と合っているか?

これは就活本番でも同じことですが、企業側が求める理想的な社員像と、自分自身のパーソナリティを限りなく等しくするのが自己PRの鉄則です挑戦力を求める企業に自分の語学力をアピールしても意味がありませんし、迅速な判断力が必要とされる企業に慎重性を売り込んでもインターン通過は見込めません。

自分に嘘をつくほどの過剰演出は身を滅ぼしますが、ある程度の脚色と演出は必要不可欠です。より「欲しい!」と思える人物像に近づけるために、企業研究をしっかりした上で企業の求める人間性を探っておきましょう。

選考準備はしてきてあるか?

意外とぼろが出やすいのが、準備をしっかりしてきたか?ということです。取ってつけたような自己PRだと、人を見抜くプロである人事には一瞬で「準備をせずに選考を受けに来た学生」だとレッテルを貼られてしまいます。

これをごまかすのは難しいので、しっかりと準備をしたうえで選考に臨むほかに方法はありません。着実に積み重ねてきた準備は、本番になってから自分の盾や自信にもなってくれます。面倒くさがらずに、1つずつこなしてしきましょう。

実践!インターンシップの自己PRでココだけ気を付ける!

企業とのマッチングをアピール

一番に気を付けてほしいのが、「自分のこの部分は、御社の◯◯なポイントとマッチングしている!」ということを明確にしておくことです。どんなにやる気がある学生アピールをしても、企業側が「この子とウチは合わない」と思ってしまったらすべてが終わりです。

誰が見ても「相性がいい!」と思えるような内容に厳選し、落とす理由をなるべく減らすように意識しましょう。

自慢大会にならないようにする

よくありがちなのが、自分の学生時代の自慢をただ並べただけの自己PR。これでは、企業側も「ふーん」としか思いません。確かに学生時代にやってきた経歴を主張することは大事ですが、それだけではただの嫌味で終わってしまいます。自己PRで、ただの経歴羅列は減点ポイントです。

人事にアピールすべきなのは、「その経験から自分は何を学んだのか?」ということを掘り下げることです「海外留学」したことをそのままアピールするのではなく、「海外留学を通して、人種が違う人間同士を結び付けることができるようになった」とすれば、より深みのある自己PRになります。自己PRは「想像力を働かせて書く」ものだという意識を持ちましょう!

エピソードはなるべく具体的に

就活生の選考でよくいがちなのが、自己PRの裏付けとなる実体験・エピソードが曖昧に書かれているケースです。「大学に入ったばかりの頃、音楽を扱うサークルに参加したことで多くの経験をしました。」この文章、まったく中身が伝わってきませんよね。丁寧な印象をイメージづけようと表現をやわらかくした結果、何を伝えたいのか全くわからない文章になってしまったのです。

エピソードは、横並びなインターン選考に個性を与えてくれる重要なものです。記憶の許す限りなるべく細かなところまでエピソードを説明して、選考する側の想像力をサポートできるように心がけてくださいもちろん個人のプライバシ―を侵害するレベルまで叙述するのはマナー違反ですので、良識が許す限りのエピソードにしましょう。

わかりやすい話の順番を意識する

面接にしてもエントリーシートにしても、伝わりやすい説明には「明確な話題の切れ目」が求められます文章と文章をダラダラと繋げて話すと、どうしても聞いている方には分かりにくく聞こえてしまいます。よって、順番を意識して話すことが求められます。

  1. まず結論を話し
  2. その後具体的なエピソードを置く
  3. その時に学んだことや辛かったことを述べて
  4. 最後にそれを総括する。

これが、自己PRの基本的な話順です。そして、各セクションの切れ目を分かりやすくするために、面接ではひと呼吸おいてから話したり、エントリーシートでは改行したりと自分なりに工夫することが大事です。

この話順のことを、ビジネス用語ではPREP法と呼びますが、以下の記事でより詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

伝えたい内容をランキング化しておく

こちらは特に面接で準備しておいてほしいポイントです。面接では、企業毎にされる質問が微妙に違います。「このエピソードを話そう!」と準備しておいても、不意打ちな質問に戸惑ってしまいなかなかタイミングがつかめないことも多々あります。

そんな失敗を防ぐためにおすすめなのが、「話したい・伝えたいエピソードをランキング化する」こと。これなら、予想外な質問をされてもとっさに「1位のエピソードを話そう!」と迷いなく話し始められます。まだこれから大きな質問が控えていることを予測できた場合は「今は2位のエピソードにとどめておこう」などと様々な調整ができますし、事前準備しておくとかなり安心できます。当日の自分の緊張を減らすためにも、やっておいて損はないでしょう。

インターンシップQA~自己PR編~

エントリーシートと面接、どちらを重視すればいい?

まず、面接で話す内容はエントリーシートに基づかなければなりません。そうでなければ、自己PRに一貫性がないと判断されてしまうからです。もっと言えばエントリーシートを見ながら人事は面接で質問するわけですから、エントリーシートが雑な出来なら、面接の時点であまり良い印象は与えられないでしょう。

もちろん、人気企業の場合はエントリーシートで足切りがある場合もあります。戦いに勝つためには、まずは最初の選考をパスしないと意味がありませんよね。

ということで、どちらかを選ぶとしたらまずエントリーシートに全力を注ぐことが必要かと思われます。エントリーシートが充実していたら、自然と面接の中身も同じように充実してくるものです。まずは地道に、エントリーシートの文章を練っていってください。

上手な文章が思いつかない人はどうすればいい?

文章を書くことに苦手意識がある人は、エントリーシートの時点でなかなか思うようなものが書けませんよね。そんな人は、書きたいエピソードを羅列しておいたものを持参し、キャリアセンターに相談しに行くのも一つの手です。

小説を書くわけではないのですから、一度コツをつかめば書けるようになるのが就活の文章。ダラダラと文章を続けてしまう癖や、主語が不明確になってしまう癖を直せば一気に読みやすい文章が書けるようになります。これは一生もののスキルですから、自分できちんと努力をした上でプロに相談しに行くのが最善の方法です。

特に目立ったエピソードがない人はどうすればいい?

「就活の自己PRは、派手で目立ったエピソードがなければ評価されない!」

このように勘違いしてしまう人がいます。でも、これは完全なる間違いです。これは何度でも言いますが、大事なのは企業とのマッチング。「生徒会長で学校を引っ張ってきました!」という派手なアピールよりも、「毎日花係の業務を忘れずにこなし、クラスのみんなから感謝されました」というアピールの方が評価される、「継続性」「堅実さ」を重視する企業も多数存在します。

一緒に選考を受けた学生を驚かせるようなスゴイエピソードではなく、人事の心を打つようなエピソードを厳選して話せば、目立った経験をしていない人でも選考通過は可能です。「目立った自己PRどころかそもそも自己PRが見つからない」と困っている方は以下の記事を参考にして自分だけの自己PRを見つけてみましょう。

興味のない業界だからやる気がわかない

いろんな業界のインターンをたくさん受けようとしたのは良いものの、まったく興味がない業界のインターンは準備がはかどらない。よくあるケースです。そんな場合は、特別に選考を必要としない1dayインターンから始めてみることをおすすめします

やる気が出ないことを無理してやろうとしても、コスパが悪すぎます。まずやる気を出すために、「基本的知識を知ることができる」簡単なインターンから参加するようにしてください。意外と、まったく興味のなかった業界に天職が隠されているかもしれませんよ。

なお、インターンシップと一言で言ってもその種類は様々です。インターンシップの種類の区別がつかないという方は以下の記事を参考にしてみてください。

何から手をつければいいか分からない

とりあえずインターンに参加しなければならないのは分かっているけれど、準備はどこから始めればいいのか分からない場合ですね。とにかくまずやっておくべきなのは、基本的な企業研究です。これがなければ、企業とマッチングする自己PRの作成も困難です。

企業研究は、自己PR作成の一つと言ってもいいくらい大事。絶対にこれから役に立つので、軽く企業のホームページを見るくらいでもいいのでやってみてください。企業研究のやり方がわからない方は以下の記事を参考にしてみてください。企業研究のイロハがわかります。

また、そもそもやる気がわかない人はその旨をキャリアセンターに相談しに行くのもおすすめです。「人に解決策を聞きに行く」のも大事な行動の一つです。「ただ何もしない」のが、就活で一番やってはいけないこと。少しでも不安に思ったら、何か行動して解決策を探ってみてください。

おわりに

さて、いかがだったでしょうか。インターンの選考は、就活生なら絶対に避けて通れない門の一つです。まだ経験したことがない人はドキドキしたり怖がったりしてしまうかもしれません。しかし、選考はそんなに怖いものではありません。就活本番が始める前に自分のスキルを高めてくれる、素晴らしい経験だと考えましょう。

自己PRも、今回紹介した方法を参考にしてみればきっと納得のいくものが作れるはずです。自己PRは、書いたぶんだけ説得力のあるものが書けるようになるもの。最初はなかなか上手くいかなくても、きっとこれから上手くなるはずです。就活のいいスタートダッシュができるように、応援しています!

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