2019年総合商社ランキング!売上高・収益・年収・勤続年数・採用者数で比較

総合商社を目指している方は多く、採用倍率も人気な総合商社は非常に高い結果となっています。しかし、志望する総合商社をどのような基準で選ぶのかについて迷っている就活生が多いのもまた事実。

そこで今回の記事では、売上高・収益・年収・勤続年数・採用者数の5つの観点で総合商社のランキングを発表していきます。人によって優先する要素は異なるため、自分の中で優先順位の高い要素のランキングでトップの総合商社を志望することがおすすめです。

総合商社 売上高ランキング

初めにご紹介するのは総合商社の売上高ランキングです。

  • 1位:三菱商事 16.1兆円
  • 2位:伊藤忠商事 11.6兆円
  • 3位:丸紅 7.4兆円
  • 4位:三井物産 6.95兆円
  • 5位:住友商事 5.33兆円

参考:https://business-online-channel.com/tradingcompany2019

総合商社において売上高がトップになったのは三菱商事でした。売上高とは、商品を販売したことによって得た収益のことであり、市場におけるシェアとして見ることもできるものです。

より巨大なシェアを持つ総合商社を狙うのであれば、こちらのランキングを参考にすると良いでしょう。ただし、総合商社の市場競争は激しく、売上高についても変動が激しいため、より確実な情報は有価証報告書を参照しましょう。

総合商社 収益ランキング

2つ目にご紹介するのは総合商社の収益ランキングです。

  • 1位:伊藤忠商事 11,600,485百万円
  • 2位:丸紅 7,401,256百万円
  • 3位:三井物産 6,957,524百万円
  • 4位:住友商事 5,339,238百万円
  • 5位:三菱商事 2,497,837百万円

参考:

https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/ir/library/fstatement/pdf/2018_04/y2018_04.pdf

https://www.mitsui.com/jp/ja/ir/library/securities/__icsFiles/afieldfile/2019/06/20/ja_100yuho.pdf

https://ssl4.eir-parts.net/doc/8002/yuho_pdf/S100G4LQ/00.pdf

https://www.itochu.co.jp/ja/files/security_95.pdf

https://www.sumitomocorp.com/-/media/Files/hq/ir/report/yuho/2018/20190621yuho.pdf?la=ja

総合商社において収益がトップとなったのが伊藤忠商事でした。売上高と収益の違いとして、サービスなど無形のものも含めた利益を収益とするというのが一般的な捉えられ方です。

売上高のみで判断せずに、収益についても目を通した方が、より総合商社がどの程度の商品を販売し、サービスを提供しているのかが見えてくるでしょう。

総合商社 平均年収ランキング

3つ目にご紹介するのは総合商社の平均年収ランキングです。

  • 1位:三菱商事 1,607.7万円
  • 2位:伊藤忠商事 1,520.7万円
  • 3位:三井物産 1,430万円
  • 4位:住友商事 1389.5万円
  • 5位:丸紅 1,389.3万円

参考:

https://business-online-channel.com/tradingcompany2019

総合商社において平均年収ランキングのトップとなったのが三菱商事でした。一般的に見ると、5位の丸紅でもかなり多い額ではありますが、より高い年収の総合商社を狙いたいのであれば、こちらのランキングを参考にして上位の総合商社を志望することがおすすめです。

ただし、こちらで紹介した総合商社以外の企業も含め、年収だけを基準に企業を決めるということは危ういです。年収は高いがブラック気質であったり、社風が自分に合わなかったり、といったことが原因となり早期退職に繋がるケースが多いからです。

もちろん年収は大事なものではありますが、自分とどこまで合う企業なのか、他の基準とも照らし合わせながら、長い目で見た上で志望する総合商社を選択しましょう。

総合商社 平均勤続年数ランキング

4つ目にご紹介するのは総合商社の平均勤続年数ランキングです。

  • 1位:三井物産 18.5年
  • 2位:三菱商事 18.4年
  • 3位:住友商事 18.3年
  • 4位:伊藤忠商事 17.3年
  • 5位:丸紅 17年

参考:https://gyokai-search.com/4-syosya-kinzoku.htm

総合商社における平均勤続年数ランキングのトップは三井物産となりました。どの企業も17年以上となっており、そこまでの大差はないということが言えるでしょう。

全ての企業の中で最も平均勤続年数が長いのが池田泉州ホールディングスで32.6年という結果が出ているため、一般的に見るとこちらのランキングに並んでいる総合商社の平均勤続年数が長いというわけではありません。

ただし「平均勤続年数が長いということは働きやすい環境である」という考え方は誤りです。中には、なかなか早期退職・転職ができない社風の企業もあるためです。

平均勤続年数が短い会社は風通しがいいという捉え方もできますし、逆に居づらい環境であるという捉え方もできます。こればかりは実際にインターン などを通して見てみるということが必要です。

総合商社 2019年採用者数ランキング

5つ目にご紹介するのは総合商社の採用者数ランキングです。

  • 1位:住友商事 209名
  • 2位:三井物産 160名
  • 3位:三菱商事 130名
  • 4位:伊藤忠商事 118名
  • 5位:丸紅 92名

参考:

http://www.sumitomocorp-recruiting.com/recruit/data/

https://job.career-tasu.jp/2020/corp/00006210/jobs/?ePageTabCls=06&ePageTabId=1

https://www.marubeni-recruit.com/recruit/requirement/

http://career.itochu.co.jp/student/information/guideline.html

https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/about/resource/data.html

2019年の採用者数ランキングでは住友商事がトップとなりました。ただし、2019年の採用者数だけを見て入りやすいかどうかを決めない方がいいでしょう。

自分自身が選考を受ける年の企業説明会で採用予定人数が発表される、もしくは企業のホームページで記載されているはずなので、まずはこちらを参考にしましょう。

2018年以前についても確認してみると分かるとおり、採用者数はアップダウンが激しいことが常なので、こちらについても傾向を見ながら、志望先企業を決めることがおすすめです。

まとめ

今回の記事では、売上高・収益・年収・勤続年数・採用者数の5つの観点で総合商社のランキングを発表していきました。

人によって、企業のどのような部分で優先するのかは異なるため、自分の中で優先順位の高い要素のランキングでトップの総合商社を志望することがおすすめです。今回ご紹介した総合商社のランキングを元に、自分にあった総合商社を見つけていきましょう!

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