就活の悩みや疑問に対して、無料で相談に乗ってくれるサービスがあるのをご存知ですか?ほとんどの学生の方にとっては、就活は初めての経験。最初は右も左もわかりません。だからこそ、頼れる相談相手が欲しいですよね。
そこで今回は、就活について無料で相談するなら誰にするのが良いのかについてここでは紹介していきます。
就活上級者は、他人に上手く相談する
「就活くらい自分で乗り越えられないようでは、社会人になってもやっていけない」と思い、誰にも相談せずに就活を進めようとする人は少なくありません。
しかし、「自分で決めて進めていく」ことと「独りよがりで進めていく」ことは違います。真剣に自分の人生を選んでいく時だからこそ、人の力も使いながら、自分に納得できる選択をしていくことは重要です。
世の中には、そういった相談を受けてくれるサービスはたくさんある為、何を選ぶべきか迷うところです。特に就活をする学生は、色々な面でお金を使わざるを得ない機会が多く困ったところ。無料で就活相談をするサービスを紹介していきますが、まずは、そもそも他人に就活の相談をするメリットから考えていきましょう。
無料で就活相談できるサービスまとめ
面談系サービス
1キャリセン就活エージェント


2キャリアチケット
また、キャリアチケットはネット上のサービスではなく、キャリアチケットの店舗に行く必要があります。キャリアチケットの店舗は【関東】渋谷・秋葉原・池袋・横浜 【関西】大阪・京都 【その他】福岡・仙台・広島・名古屋となっています。インターネット上のサービスではなく人と会って直接ES相談をしたいという就活生におすすめのES添削サービスとなります。
3就プラ
就プラは、「働く」ことのイメージを広げ、自分の将来やキャリアについて考える機会を提供するために作られた新卒中心の就活支援用のフリースペースです。
ES添削や模擬面接などなんでも相談可能で、利用料も無料となっており、非公開求人推薦&選考サポートを受けることも可能です。
4就活市場エージェント
就活市場エージェントは、即日内定も可能な就活イベントの開催と、専任のエージェントによるマンツーマンでの面接対策・ES対策などのサポートを行い、一人ひとりにあった企業を紹介してくれる就活エージェントです。
登録者の内定率は驚異の95%で、就活イベントの当日内定率は50%以上となっており、学生からの利用満足度は97%となっています。
5リクナビ就職エージェント
なんといっても、新卒紹介サービスにおける企業利用数/学生利用数 No.1であるのが当サービスです。
登録型サイトである「リクナビ」との違いは、受けるべき求人を専任のアドバイザーが直接紹介してくれます。自分でいろいろと考えて選ぶことが苦手、スピード感をもってプロに色々と任せたい人におすすめです。
6type就活エージェント
同じく就活支援系の大手である「type」でも就活エージェントサービスを行っています。
社会人経験の長いベテランのエージェントが効率的に内定獲得までの手引きをしてくれます。
7キャリセン就活エージェント
「相談」から始まる就活支援サービスです。
専任の採用コンサルタントが、まずはじっくり1時間の個別面談を実施し、一人ひとりにあった内定獲得の可能性を高めるための就活をサポートする点がポイントです。
面接対策はもちろん、希望や適性に合った企業紹介や選考のアドバイスもしています。
8就活ドラフト
就活ドラフトは「内定獲得まで」一貫して就活生をサポートするサービスです。
面談対策から就活の不安まで親身に相談に乗ってくれます。WEB登録後、すぐに担当がついて連絡がもらえるという対応の速さを売りにしています。
9東京しごとセンターヤングコーナー
東京都が運営しているため、信頼性の高いサービスと言っていいでしょう。
基本的に29歳以下であれば他県の人間であってもサービスを利用できます。
内容はスタンダードな就活相談内容となっており、エントリーシートの添削や、作成の手伝い、面接のトレーニングとフィードバック等、臨機応変な対応をしてくれるのが特徴的。
10JHR就職エージェント
就活塾系サービス
1就活ゼミ
就活ゼミは個人指導重視を重視した就活塾です。
独自の手法による自己分析で自らのスペックや将来像を把握し、エントリーシート作成訓練や面接力判定、模擬面接を通じて文章力・プレゼン力など社会人感覚のコミュニケーションスキルを磨けることが売りのようです。
特に、非日常的な空間のなかで行われるグループ面接や個人面接の場で、面接官との間合いをはかり、伝えるべきことをしっかり伝えることを可能にする面接対応力向上に力を入れています。
2内定ラボ


マッチング系サービス
1ビズリーチ・キャンパス
就活生とOB・OGを繋げるサービスです。
キャリアコンサルタントに相談ができるわけではありませんが、体験談や悩みに対する対処法など、歳の近い卒業生ならではの具体的で親近感の湧く回答が得られるかもしれません。
2Matcher
「就活相談にのるので、◯◯してくれませんか?」という、会いたい社会人の依頼を受けることで、就活相談にのってもらえるサービスです。
「○○を教えてください」「カフェでコーヒーを奢ってください」から、「プロジェクトを手伝ってください」といった依頼もあります。通常では作りえない人脈を作る機会になります。
3visitsOB


Cafe系サービス
1hello visits
社会で活躍している大学の先輩や、高めあえる学生と出会うことができます。
指向性や困りごとに合わせて、コミュニケーターがつながりを支援してくれます。
2iroots LOUNGE
各大学のキャンパスから徒歩すぐの立地。
自身の「世界を拡げる」ためのイベントを定期的に開催しており、多種多様な社会人とのふれあいや会員学生間でのコミュニティ形成ができます。
快適なワークスペースや、プロジェクター/スクリーンも完備しており、1年間で、のべ約200団体(部活・サークル・ゼミ等)がワークショップやミーティングなどで利用実績があるのもポイント。
3就活Cafe
大阪梅田にある施設。
就活アドバイザーや学生が集まり、相談や意見交換を日々行っています。一人ひとりと向き合って経験ある社会人が手厚くサポートすることを信条としており、グループディスカッションや模擬面接の訓練をすることもできます。
ここでは紹介していませんが、近頃は各都市にこうしたCafé系の施設が増えてきているようです。
4beyond cafe
渋谷駅の程近くにあるカフェ。
「若者が“働く“を通して夢中になれる人生を送ってほしい」をミッションとし、多くの交流イベント・就活生向けイベントを開催しています。
意識の高い学生・社会人が集まり、刺激を受けられることは間違いないでしょう。
5知るカフェ
「コーヒーを無料で飲める大学生限定のカフェ」をコンセプトに、企業との交流や勉強ができるカフェです。
国内の各大学前、19店舗展開している大手のカフェサービスです。気軽な雰囲気でアクセスがしやすいのがポイントです。
【就活に関する無料相談】電話を使ったサービス
ここまで就活の悩みを無料で相談できるサービスを紹介してきました。実は上記のようなサービスの他にも、電話で気軽に相談できるサービスなんてものも存在します。こちらについては別記事で詳しくご紹介しています。以下の記事を参考にしてみてください。
【就活に関する無料相談】他人に就活の相談をするメリット
就活の情報を得られる
就活生の友人と会話をするにしろ、プロの方に相談するにしろ、会話をすることで色々な情報を手にすることができます。
「どんな企業に行ってどんな面接をしたのか」などを友人に聞くだけで、企業の説明会やホームページを見るよりもリアルな想像・対策をとることが可能です。
また、就活のプロと話すのであれば、業界や職種ごとの就活市場の傾向について知れたり、的確なアドバイスを得ることができるはずです。
コミュニケーションに慣れる
1対1の面接であっても、グループディスカッションであっても、就活の上では基本的に、人とのコミュニケーションを避けることができません。
自分が普段接しない企業の人間・他の学生とのコミュニケーションを積み重ねていくことで、社会人としての経験の手始めとなるのが就活です。
より緊張感のある場になれるためにも、友人と話すより、就活対策のサービスを利用したほうが有効でしょう。
【就活に関する無料相談】相談をオススメしない相手
具体的な相談先を紹介する前に、まずは相談相手をどう選ぶべきかということについて話します。
注意せねばならないのは、相談相手を間違えると余計に悩みを深めることにもなりかねないということです。相談相手の視点が狭かったり、思い込みや考え方の偏りがあったりするような場合には、アドバイスを貰っても却って納得できない就活になってしまうかもしれません。
以下は、相談をオススメしない相手としてよく挙げられる相手です。
大学の先輩
自分にとって身近であり、話しやすい相手として大学の先輩を選ぶ人も多いでしょう。年齢も近いため、先輩が経験した環境は自分も経験することになると言えるはずです。先輩方は頼られてうれしいと思うはずですし、親身答えてくれるはずです。
しかし、こちらがどう質問するかにもよりますが、先輩は一度自分自身の就活を経験しただけ。一個人の体験を普遍的なことのように思い、話してしまいがちです。
先輩と同じ会社を受けるともなれば別ですが、そうでも無い限り、先輩の経験がそのままあなたにも当てはまるとは限らないでしょう。
家族
家族はあなたのことを最も親身に考えてくれ、根気よく相談に乗ってくれるはずです。
ただし、そこにはどうしても「期待」や「私情」といったものが多分に含まれるため、「冷静な視点」や「客観的な現実認識」は後ろに隠れてしまいがちです。
そういったアドバイスを受けると、相談をした側としても「家族の想いに応えねば」という思いが働き、自分が本当に選びたい選択肢に対して迷いが発生するかもしれません。
就活はあくまで「自分の人生を決める」行為であることを意識して臨みたいものです。
大学等のキャリアセンター
純粋な情報提供の場として活用することはできますが、大学以外での場で働いた経験のない方も多く、どちらかというと普遍的なアドバイスに終始してしまいがちで、個々の事情に即した対応は弱いという意見もあります。
当然、キャリアセンターには企業での経営経験があり、就活の相談に多く乗ってきた経験豊富な方が臨時で相談対応をしてくれることもありますので、そういった機会を狙って活用したほうが良いでしょう。
纏めると、主観だけで語るのではなく、客観的な事実を含めて話してくれる人を探すことが重要です。経営側、すなわち採用する側の観点を持ってアドバイスできる人だとなお良いです。
【就活に関する無料相談】おわりに
どこに相談するにせよ、まずは自分が今何に悩んでいて、何を人に話したいのかを明確にしてから臨むようにしましょう。紙に書いてみることがオススメです。書いてみると、案外自己解決できることに気づくこともあります。
自分で考え抜くことと、人に相談すること。この繰り返しで自分の意思を作ることが就活における大事なプロセスです。きちんと自分の想いを企業に伝え、納得できる結果を得られるように、相談できるサービスを有効に使いましょう。
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