エントリーシートはこう書く!ゼミをテーマにして内定ゲットするマル秘技とは

ES

みなさんは、エントリーシート(ES)でゼミについて書こうと考えていませんか?内定をゲットするためには、まずエントリーシート(ES)を通過してグループワークや面接までこぎつけなければなりません。でも、人気企業こそ魅力的なエントリーシート(ES)が必須。

ここでご紹介するのは、ゼミについてです。サークルやアルバイトの経験がない人は特に、学業経験をアピールするのがおすすめ。でも、どうやって説明すればいいのか分からない人も多いはずです。ゼミでの経験で自己アピールするなら、どんな説明をすれば効果的なのか。それについてまとめていきたいと思います!ぜひ見ていってください。

エントリーシートでゼミは評価される?

ストレートに言うと、エントリーシート(ES)でゼミは十分に評価されます。では、具体的にどんな部分が評価されるのか考えてみましょう。

真面目に取り組める人間性

まず、学業体験そのものは真面目に勉強に励む勤勉性をアピールすることができます。学生の本分は勉強。大学時代にしっかりと自分の勉強に本気で取り組める人は、社会人になってからも仕事に責任感を持てると判断されます

勉強はつらいことの連続。サークルに本気で取り組む人は多くても、なかなか勉強に全力を出せる人は少ないです。集団面接などに進んだ時に目立てる可能性も高いので、とても有効なアピールポイントになるはずです。

計画性をもって任務を遂行できること

勉強は、何でも計画性が求められます。ダラダラとしていたら期限に間に合いませんし、だからといって手を抜いていると中身のある研究ができなくなります。それは、仕事でも同じこと。スケジュールを綿密に立てて、成果がきちんと挙げられるような計画のもとで自分の仕事を全うできる人材だと思ってもらえます

社会人として求められる部分が既に備わっていると、採用担当者の目にもあなたの存在が一気にとまるはずですよ。

協調性のある人間であること

ゼミは、いわば集団行動の代表格です。たくさんの学生と一緒にひとつの学習を行っていくのですから、強調性がなければやっていけませんゼミの種類や形態は学校や学部、種類によって違いますが、ただ一人で好きなように勉強しているのとは違う難しさがあるのは共通しています。

ゼミはもちろん楽しいものですが、大変なものであるのも事実です。意見が合わないゼミ生もいるでしょうし、上手くいかない日もきっとあります。そんな中で勉強を頑張ってきた学生が欲しい企業はたくさんいますよ。

学業を頑張ってきた努力の証

ゼミでの経験をエントリーシート(ES)に書くと、それは自分の頑張りや努力を証明してくれる証拠になってくれます。どんなに自分が頑張り屋であることをアピールしたくても、文章だけで説明するのには限界がありますそこで、ゼミの経験を持ちだせばそれだけで「自分の勉強を頑張れる人」と判断してくれます。相手にとってもわかりやすいですし、シンプルでオススメです。

説明能力の把握

エントリーシート(ES)はただでさえ、説明能力や文章力が求められます。それに加えてゼミの体験は、自分が今まで頑張ってきた勉強の内容を誰でも分かりやすいように噛み砕いて説明する必要があります。

自分が伝えたいことをしっかり言葉にして伝えられる能力は、社会人に必須職種によっては、そこが備わっていないと判断されると内定が出ないこともあります。適切な日本語を操れる人材は、とても重宝されるのです。

エントリーシートでゼミを書きたい!気をつけるポイントとは?

自分の役割を明確に説明する

自分はどんなゼミに所属しているのか、どんな勉強をしているのかを説明するのも大事ですが、皆さんが忘れがちなのが「集団の中での自分の役割」です。リーダーを任されていたのか、それとも陰でみんなを支える縁の下の力持ちとして頑張っていたのか…。もちろん、これ以外にも数え切れないくらいたくさんの役割があることでしょう。

自分の役割を説明しなければ、それはただのゼミ紹介に過ぎません。採用担当者は、「あなたがどんな勉強をしてきたのかが知りたい」のではなく、「その勉強を通して、あなた自身がどんな人間であるかを知りたいのです自分自身がどんな人間なのかを伝えるために、役割紹介を重視することをおすすめします。

とにかく具体的に述べる

これはエントリーシート(ES)の執筆全体に共通することですが、自分の体験を具体的に説明しなければ、伝えたいアピールポイントは半分も伝わらないと考えた方がいいでしょう。

自分はゼミのことを誰よりも理解していると思いますが、採用担当者はその場ではじめてあなたのゼミについて聞きます。具体的な説明がなければ、あなたそのものへの関心も薄れてしまうかもしれません。迷ったら、とりあえず詳しく書く。そこから、文字数制限に収まるように適宜不要な分を削っていく…という方法が効果的です

具体的に述べるためにはエントリーシートの正しい書き方を理解する必要があります。以下の記事も合わせて参考にしてください。

専門的な部分は省略する

具体的に説明することは大切ですが、だからといって話しても意味のないような部分を延々と説明する必要はありません。ゼミの勉強内容は、概要が分かればそれで十分です。変に専門的過ぎる部分を述べても、何のアピールにもなりません

もしもエントリーシート(ES)を通過して面接に進んだ場合、専門的な内容を話しているあいだあなたは楽しいと思いますが、採用担当者はおそらく楽しくないでしょう。そのぶん、あなたが「どう感じたか?何を思ったか?」の方が知りたいはずです。

難しい用語は使わない

自分の専門分野について話していると、ついつい難しい専門用語を使ってしまいがちです。「それ、どういう意味?」と面接の時に聞いてくれればいいですが、そうはいかないのがリアルです。

一般的に、難しい専門用語を使うことは「カッコつけ」だと判断されてしまいがちです。それと同時に、難しい言葉をシンプルに説明できない人間だとも思われる可能性もあります「今自分が使っている言葉は、そのまま一般人が聞いても理解できるか?」を常に考えて書いていきましょう。

「乗り越えた困難」を主軸にする

ゼミについて書こうと思っても、なかなか筆が進まない人も多いでしょう。そういう場合は、ゼミ活動の中で乗り越えた困難やトラブルをメインテーマに据えてみると書きやすくなります。

基本的に、エントリーシート(ES)は「自分はこんな困難を乗り越えてきた人間です!」というアピールを行う場ですなぜなら、社会人は困難を乗り越えてお金をもらうのが仕事だからです。学生時代からしっかりと困難に立ち向かえる下準備が出来ていれば、企業側も嬉しいはずです。

採用担当者が興味を持ちそうな部分を作る

エントリーシート(ES)ほど、自己満足で書いてはいけないものはありません。必ず読み手が存在する書類ですから、いざ執筆する時も「このエントリーシート(ES)を読む人」を想像することが求められます。

企業の事業内容と照らし合わせながら、「この企業の社員なら、ココに注目してくれそうだな…」などと考えることが必要だということです。ただ自分が書きたい部分を書くだけなら誰にでもできます。「評価されやすいエントリーシート(ES)」を作りたいなら、まず読み手の存在を意識しましょう。

説明の羅列にならないようにする

エントリーシート(ES)によくありがちなのが、ただ説明文の羅列でスペースが終わってしまうことです。でも、ただゼミやメンバーの紹介をされただけでは、採用担当者もどんな評価をすればいいのか困ってしまいます。

何度でも言いますが、エントリーシート(ES)は「あなたがどんな人間であるか」を説明する場です。ゼミの経験は、それを説明する上での道具でしかないのです。自分が企業に一番伝えなければならないことは何か?を考えて書いていって下さい

書く内容と面接で話す内容を分けておく

よくありがちなのが、エントリーシート(ES)通過後に面接でも同じ内容を話してしまうケースです。もちろん180度違う内容を用意する必要はありませんが、面接で披露できる追加エピソードを小出しにして準備しておく必要があるということです。

エントリーシート(ES)ですべてのエピソードを披露してしまうより、「まだまだ話せるエピソードがたくさんある」という余地を残しておいた方が企業側も期待値が上がるはず出し惜しみも、時には大事なのです。

エントリーシートQ&A~ゼミ編~

どのくらいの難易度に設定すればいいかわからない

普段から自分の研究にどっぷり浸かっていると、初対面の人に向かってどれくらいまで説明すればいいのか分からなくなりますよね。そういう時は、とりあえず1回試行案を書いてみることをおすすめします。それを友人や家族、キャリアセンターの人などに読んでもらい、よく分からなかった部分を訂正するやり方が人気なようです。

自分一人でどれだけ考えても、やっぱり限界があります。第三者の視点を大切にして、より客観的に自分を判断してもらえるようたくさんの人にチェックしてもらうといいでしょう。

研究内容の説明が難しい

ニッチな内容について勉強していたり、あまり一般の人にはなじみのない分野を扱っていたりする場合は、説明文を書くのが難しくて困ってしまいますよね。特に、理系の人に多いようです。

そういう人におすすめな方法はまず専門用語や難しい表現を使いながら自分用の説明文を書き、次にそれを推敲していくやり方です。何の知識がない人には理解が難しいかもしれないと感じた部分には下線を引き、それをひとつずつ分かりやすい表現で解説していきます。最後に、文字数制限を越えないよう多重説明になっている部分をカットして完成です。

適度な説明のバランスは、文章を書いた分身につきますから、地道に頑張っていきましょう。

ゼミに所属していなかった…

そもそもゼミというシステムが存在しなかったという人もいますよね。その場合は、ゼミの代わりに卒論の内容や在籍年間を通して勉強したテーマ内容を説明すれば大丈夫です。ゼミがなかったから評価されないなんてことはもちろんありませんし、大事なのは心のこもった説明ができているかどうかです。ゼミがない環境で、どうやって勉強を進めてきたか?それを説明できれば、説明能力があるということで逆に高評価をもらえるかもしれません!

ウケるゼミ、ウケないゼミってあるの?

就活生どおしで話していると、ついつい企業ウケするゼミの存在について話してしまいますよね。でも、「ゼミにウケるかどうかの基準は存在しない!」と言ってしまって大丈夫だと思います。

入学した学校の環境によってゼミの種類が違うのは当然ですし、それが就活生の力ではどうにもならないことも、企業側はしっかり理解しています。「自分のゼミはウケが悪いかも…」と心配するのは、全くもって杞憂です。時間を使わなければならないのは、自分の人間性をどうアピールするかです。ただでさえ少ない就活準備時間を、適切に使ってくださいね。

専門用語を易しく表現するコツって?

専門用語はだいたいの場合、漢字がたくさん立ち並んでいたり、横文字だったりします。その漢字や英単語の意味をひとつひとつ解釈・翻訳してみると、専門用語の意味をシンプルに表現することができます。

また、辞書を引いてみるのも一つの手です。誰にでも理解できるような表現で言葉の意味が説明されているので、書き言葉で文章を書かなければならないエントリーシート(ES)には適しているはずですよ。それでもよく分からない場合は、ゼミの先生に直接質問してみるのもおすすめです。

ゼミでまともに勉強してこなかった…

ゼミに所属してはいたけれど、正直にいって真面目に受けていなかった!という人もいるでしょう。そういう人は、スッパリとゼミでの経験をアピールするのをあきらめるのもやり方の一つですそのぶん本気で頑張ってきたサークルやアルバイトがあるなら、そちらをアピールした方が確実に高評価されるはずです。

なんとなく、「勉強や研究をアピールした方が就活で評価されやすそう…」というイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。逆に、頑張ってこなかったゼミをエントリーシート(ES)の目玉として書いてしまうと、いざ面接等に進んだ時に質問に答えられなくて困ってしまう可能性があります。エントリーシート(ES)では嘘はつかない。これが鉄則です!

複数のゼミで勉強してきたんだけど…

複数のゼミに所属できる学校ももちろんあります。そういう場合は、所属しているゼミすべてについて述べてもいいですし、その中でも特に力を入れたゼミだけをピックアップしても大丈夫です。

一番の安全策は、企業に合わせて「いくつのゼミを取り上げるか」を随時変更していく方法でしょう。ひとつのことに力を注ぐことを評価する風土か、それともできるだけたくさんの場で挑戦することを評価する風土なのか…それは、企業によって全く異なります。企業研究をきちんと行い、適切な自己アピールができるよう適宜調整してみてください。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。エントリーシート(ES)でゼミのことを取り上げる人は多いですが、だからといってみんながみんな評価されるわけではありません。自己分析や企業研究を行って、正しい方法で取り上げて説明できた人が内定を勝ち取るのです。

そう聞くと身構えてしまうかもしれませんが、意外とやり方は簡単です。今回紹介した方法を参考にして、自分に合った方法を真面目にやり続けるだけだからです。最初は上手く出来ないのが当然ですから、いつか納得のいく自己アピールが書けるように頑張り続けることが大切です。志望する企業から無事に内定がもらえるように、目の前の作業を大事にしていてくださいね。

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