「IT業界での志望動機ってどう考えたらいいの?」
「未経験でもIT業界で内定がもらえる志望動機ってどんなのがある?」
このような疑問を持つ就活生は少なくありません。確かにIT業界といっても幅が広く、志望動機がなかなか考えづらい業界の一つでもあります。
そこで今回は「IT業界で未経験者でも内定が取れる志望動機」をテーマに、志望動機を考えるコツなどについて詳しく解説をしていきます!
IT業界の志望動機を考える際の4つのポイント
それでは早速はじめにIT業界の志望動機を考えるときにおすすめの4つのポイントについて解説をしていきましょう。
1なぜIT業界に入りたいのか
まずはじめに考えるべきことは「あなたはなぜIT業界に入りたいのか」ということです。何よりもこれが最優先事項として考えるべきこととなります。
例えばIT業界を目指す際には以下のような志望動機が挙げられます。
- パソコンを使用した仕事がしたいから
- ITに対して関心があるから
- 自分のパソコンのスキルを生かしたいから
- システム構築をして社会的に貢献したいから
このような理由をまずは考え、「自分はなぜIT業界に入りたいのか」ということを明確にしましょう。
2IT業界に入った際にどのようなことをしたいのか
次に考えるべきことはIT業界に参入した時に自分はどのようなことがしたいのかということです。ITといっても仕事の幅が本当に広く、システム構築からアプリ作成、ウェブ制作にデザインなど仕事の範囲は全く違います。
IT業界に入った際にどのようなことがしたいのか、例えば以下のような理由があります。
- スマホアプリなどを開発したい
- ITの最先端分野で活躍したい
- システムエンジニアとしてインフラを整えたい
さてあなたはIT業界に入ってどのようなことがしたいのでしょうか。これはIT業界で働く上で非常に大切な要素です。
3なぜそのIT企業を選んだのか
またIT企業といっても、わざわざ「あなたはなぜその企業を選んだのか」ということも考えなければなりません。
「その企業を選んだ理由が何か」についてしっかりと答えることができなければ、それは企業からすれば「IT企業ならどこでもいいのか」というネガティブなイメージに繋がりかねないため、しっかりと企業研究を通して一社一社の魅力や特徴を語れるようにしましょう。
以下のような点に着目をすると、一社ずつの特徴や魅力が発見しやすくなりますよ。
- 提供しているWEBサービスやアプリ
- 企業が会社に備えている設備の最新性
- 社会への貢献度
- 将来的に生き残る企業かどうか
- 研修制度があるかどうか
上記の点に着目をしながらその企業の個性についてしっかりと考えてみましょう。
4IT業界でどのような職種に就きたいのか・その理由
最後にIT業界の中で特に興味・関心のある職種に就きたいのかについても明確にしていきます。
IT業界の職種と言えば大きく分けて以下の4点があります。
- ソフトウェア
- ハードウェア
- web系
- 通信系
それぞれの特徴について軽く触れていきましょう。
ソフトウェア
ソフトウェアには大きく分けて、システムエンジニアとプログラマーの二つがあります。
システムエンジニアは、プログラミングの知識を活用しながらソフトウェアに関する仕事をするものです。またクライアントとの折衝をしながらソフトウェアの開発をしていくこととなります。企業によってはシステムマネジメントを行う場合もあります。
プログラマーは、ソフトウェアを構築していくものです。もちろんプログラミングを駆使するのですが、企業によって使用されるプログラミング言語が異なるため、自信が就職したい企業のプログラミング言語を学ぶか、幅広く対応できるようにいくつかのプログラミング言語を習得しておく必要があります。
ハードウェア
ハードウェアで働く際には「組み込みシステムエンジニア」となります。
近年「IoT」などの言葉が人気ですが、プログラミング言語で制御される自動車や家電などに対してプログラミングを組み込んでいくことが役割となります。プログラミングを家電や自動車に組み込むことによって最新鋭のシステムを発明することができます。
WEB
WEB系には大きく分けて、WEBディレクターとWEBデザイナーの二つがあります。
WEBディレクターとは、WEBサイトを作るときに複数のスタッフの取りまとめを行なって仕事の分配やスケジュール管理、クライアントの要望吸収などを含めてプロジェクトを進めていくものです。
WEBデザイナーとは、ウェブサイトのデザインをするもので、プログラミングの知識が欠かせません。
通信・情報処理
通信・情報処理には、ITコンサルタントとセールスエンジニアが存在します。
ITコンサルタントは、IT分野における問題を専門的な知識やスキルによって解決をしていく役割があります。自身のシステムエンジニアなどの経験を持ってITコンサルタントに転身するなどといった転職例もあります。
セールスエンジニアは、会社のITに関するサービスやプロダクトをセールス(売り込み)する役割を持ちます。営業職としての側面を持ちますが、ITに関する強い知識がなければ担当できない職種です。
以上の4つの系統の中で自分が特に就きたい役割がどれなのかについて明確にすることで、IT業界の志望動機についてはっきりと述べることができるはずです。
志望動機の詳しい作成方法は以下の記事をチェックしてみてください。
【そのまま使える】IT業界の面接・履歴書での志望動機の例文
それではこちらでは、IT業界の面接や履歴書で書くことができる志望動機の例文について紹介をしていきます。
システムエンジニアの志望動機の例文
私は大学時代にシステムエンジニアの経験をしました。その中でシステムを構築することで社会に貢献できる可能性に自分の力を投じたいと感じました。またプログラミング言語のスキルを用いてスマートフォンのアプリを制作したことがあります。そのアプリの反響が大きく、IT業界で開発をすることの楽しさを知ることができました。今後も社会に貢献できるようなアプリ開発などを行なっていきたいと考えています。
未経験者がIT業界に志望する時の例文
私が普段使用しているウェブサイトやアプリ、ソフトウェアなどが全て人の手によって作られているという事実が当たり前であり、全くその仕組みが理解できていないことに対して危機感がありました。また将来的に可能性の大きいIT業界に関わっていきたいと考えています。プログラミング言語について入社後の研修制度を利用して学び、将来的には社会に有益なウェブサービスを開発したいと考えています。
IT業界以外でのエントリーも考えている方は以下の記事も参考にしてみてください。様々な業界の志望動機例文をご紹介しています。
IT業界の志望動機を言う際にIT未経験者は不利?
IT業界を志望する際にIT未経験者であっても不利となることはありません。
もちろんスキルがあればあるほど有利ではありますが、それはどの業界でも同じことです。その理由としては、未経験者であってもしっかりとサポートをする研修制度を整えている企業が多いということが挙げられます。
またIT業界は現在、システムエンジニアで約59万人も不足していると言われており成長業界にありがちな慢性的な人手不足に陥っています。
そのような現状からIT業界は「未経験でも入社歓迎」である会社が非常に多いので、IT未経験者であっても心配することはありません!
まとめ
今回の記事では「IT業界で未経験者でも内定が取れる志望動機」について解説をしていきました。しっかりと志望動機を考える際のポイントを意識しながら、自分が納得する志望動機を考えることで内定を勝ち取ることはできるはずです!
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