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面接で協調性を自己PRする人は多いものです。

個人事業主ではない限り、会社は多くの人が所属して企業活動を行っていますから、協調性を自己PRに使いたいというのももっともです。
しかし、面接官としては良くアピールされることだけに印象に残りにくいというのも事実。
今回の記事では、面接で協調性を上手に自己PRするために最低限理解しておきたい協調性の本来の意味と、自己PRする際のポイントをご紹介します。

そもそも協調性とは?

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ひとくちに協調性といいますが、正しく協調性の意味を理解しているでしょうか。
まずは、辞書的な意味の協調性と社会に出たうえでの文脈上の協調性の違いを理解しておきましょう。

協調性の辞典的意味

協調性とは多様な価値観や生い立ちを持った人々が同じ目標のために協力していくことができる資質を言います。
単純に、誰とでも仲良くやっていける社交性といった意味合いや波風を立てずにやり過ごせる能力のことを言うわけではありません。
共通の目標があるということが前提です。

昨今、国際化や情報化の進展により社会の価値観の多様さは増すばかりです。
ダイバーシティとも言われる多様性を企業活動に有利に働かせるためにも、協調性は社会人に求められる資質として、今以上に重要になっていくことでしょう。

実務における協調性

会社組織における共通の目標は、当然に会社の利益です。
さらに、目標に対する手法が細分化されれば、それは目標達成までの工程の下流に遺失する自分の所属部署に求められる結果ということに思えます。

自分の所属する部門が追求する目標を達成するために社員同士で協力していくこと。

たしかに、辞書的な意味合いでいえばこれは正解です。
しかし、実務上必要となるのは必ずしも協力体制にとどまりません。
実務上の文脈では協調性には「協力」以外にも「調整」する能力をも含みます。

すなわち、場合よって部門間で相反する目標を持つことになっても、会社全体として利益をあげるために利害を調整する能力も協調性のひとつです。

協調性は面接で自己PRする際にも評価される

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多くの企業では採用面接に集団面接の形態をとっています。

面接の段階では、ほとんどの学生はお互いのことを知りません。
つまり、面接会場はまさに多様な価値観や生い立ちのある人が多数あつまっている場です。

そこでどのような立ち居振る舞いをしているのかが、面接官にとって協調性を評価する恰好の機会であることは理解できるのではないでしょうか。

残念ながら、ほとんどの場合、就活は限られた椅子を奪い合うルールになっています。
だからといって、集団面接時にあえて他の就活生が不利になるようなことを自己PRに盛り込むような真似は、かえって自分の評価を下げる原因になりかねません。

 

面接で協調性を自己PRするときのポイント

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自己PRは、ただの主張ではありません。
相手にとって自分の能力や資質がどのように価値を持つのかと伝えるプレゼンです。
相手の求めるものを理解して、それに合わせた内容を具体的に伝える必要があります。
以下でひとつずつ詳しく解説します。

企業の状況を理解する

企業の社風を理解しないで協調性を自己PRに盛り込むのは効果的ではありません。
個人プレイが中心となる業務、あるいはチームワークが重視される仕事、複雑な利害関係を調整する必要がある仕事もあるでしょう。
当然、それぞれの仕事のやり方によって求められる協調性の強さや意味合いも変わってきます。

社員各自に大きな裁量を持たせて自由に能力を発揮させるタイプの職場で、チームワークばかりを強調しても、あなたが会社にとって価値ある人間と目に映ることは少ないでしょう。

己を知りて気を知れば危うからずといいます。
自己PRにしっかりとした企業研究は不可欠です。

自分の協調性の具体例を出す

自己PRには、説得力を持たせなければなりません。
自分が優れた協調性を持っていることを具体例を添えてPRしましょう。

他人との協力なしに一人だけで生きてきた人はいないはずです。
学生時代に力を入れたことであれば、なおさら他人との深い交流があったことでしょう。
たとえば、部活動は協調性をアピールするためのとても良い経験です。
部活内での自分の立ち位置や役割などに絡めて具体的なエピソードを話しましょう。

また、部活動をしていなかった場合、なにか人と人とのトラブルに巻き込まれた経験がないか思い出してみてはいかがでしょうか。
そこで自分がどのように立ち回り、最終的にどうやって事を収めたのかを振り返ると協調性にかかわるエピソードが作りやすくなります。
企業研究と併せて自己分析を進めていれば、なんらかの協調性を自己PRするのに適切なエピソードが見つけられるはずです。

企業にとっての利益につなげる

協調性をアピールするするためのエピソードは、企業にとって価値を感じられるものでなければいけません。
ただ自分は協調性がある性格ですと正直に言ったところで、なにも面接官の印象に残ることはないでしょう。
自分の協調性が企業が利益を上げるうえでどのように意味を持つのかが具体的に伝わるようにしましょう。
そのために、先ほど申し上げたように企業の風土を理解することが必要になります。
たとえば、結果的に同じ目標を持つ部門間であっても、手法の違いから衝突することが多い組織であれば、調整力に優れた部分を強調して協調性をアピールすると効果的です。

【面接で】協調性を使った自己PRの例文

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私自身は、非常に協調性のある人柄と評されることが多くあります。
とはいえ、誰とでも親しくできるというわけでもなく、時には他人と衝突することもあります。
しかし、明確な理由なしに誰かと衝突することは絶対にありません。
お互いに共通の目的があり、その実現のために正面から向き合う必要があるときに限ります。
私は、協調性とはただ協力していくことだけを意味するのではないと考えています。
ときに正直に人と向き合い衝突することがあっても、最終的に互いが理解し合えて目的のために手を取り合えることが本当の意味で協調性のある性格といえるのだと考えています。

私自身、学生時代は運動部でリーダーを務めていたことから、他の部活動のリーダー達とグラウンドの使用時間や使用ルールに関して互いに納得のできる落とし所を探すような機会が多くありました。

御社の業務においては、数々の困難に対して部門をまたいで密なコミュニケーションが必要となるとうかがっております。
そのような業務形態のなか、部活動で培った私の協調性が活かせるものと考える所存です。

 

上記の自己PR例は、「あなたはどのような性格だと他人から言われることが多いですか」という質問を想定した回答例です。
自分の考える協調性を明らかにし、部活動での経験を話し、企業の業務の特性を理解して伝協調性をアピールしています。

まとめ

面接で協調性を自己PRする人は少なくありません。
それだけに、他の就活生との差別化も難しくなるものです。
最低限、しっかりとした企業研究と自己分析にもとづいた、ポイントをおさえたエピソードを用意してアピールしましょう。

また、協調性をただの人付き合いの良さと考えていた人は要注意です。
ただしく協調性の意味を把握して、もう一度自己PRを練り直しましょう。

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