就職先を決めるということは、今までの人生のどの選択より大きな選択をすることです。

大学を決める時は「〇〇を勉強したいから、〇〇大学に行く」とシンプルに決めることができたかもしれませんが、就職先はそうはいきません。仕事内容や職場環境、お給料など様々な要素を考慮しなくてはなりません。そのため、就活を進める中でたくさんの学生が多くの悩みにぶつかります。

今回は、就活生が陥りがちな悩みのランキングとその解決方法をご紹介します。悩みすぎず、ときには休憩をはさんで就活をすすめましょう!

【就活悩みランキング5位】周囲の期待に応えられない

これは特に偏差値の高い大学の学生に多い悩みですが、「せっかく良い大学に入ったんだから、有名な企業に就職するのだろう」と周囲から過剰に期待されている人も多いのではないでしょうか?自分への過剰な期待と、自分が本当にやりたいことの乖離に悩み、苦しい思いをしている学生も多くいるようです

しかし、よく考えてみましょう。実際に働くのは自分です。周囲の人にばかり耳を傾けてもその人たちは何の責任も取ってくれません。周囲からの評価に左右されることなく、長期的にみてどこで働くのが自分にとって幸せなのかを考えましょう。

また親の期待に圧迫されているという声もよく聞きます。親は、誰よりも子供の幸せを願っています。それが安定した有名企業だったり、お給料のいい企業に就職することへの期待につながってしまうのでしょう。そのため、もしあなたが目指す企業が親の期待から外れてしまう場合は、「その企業に就職することがどうしてあなたの幸せに繋がるのか」をしっかりと伝えるようにしましょう。その企業に就職することがあなたの幸せに繋がるのなら、ご両親も精一杯応援してくれるでしょう。

【就活悩みランキング4位】企業の情報が得られない

志望する業界や企業の幅が広すぎる人が陥りがちなのがこの悩みです。業界や企業について調べようにも、参考にできる情報が企業のHPや企業説明会でもらったパンフレットのみで、広く浅い情報しか手に入りません。そんな人には、思い切って業界や企業を絞ってみることをおすすめします。

自分に合いそうな企業についてある程度検討をつけ、OBOG訪問やインターンシップに行ってみましょう。そうすることでHPに書かれているような表面上の情報だけでなく、職場環境や働く人の雰囲気など生の情報を得ることができます。また、そうして得た情報をもとに「本当に自分がその業界に向いているのか」を考えてみましょう。向いている場合は、そのままOBOG訪問や企業研究を続けていけばいいですし、向いていないと思った場合は方向転換が必要です。「どうして向いていないのか」理由を明確にしたうえで、その理由をもとに新しい業界や企業を検討しましょう。

OBOG訪問やインターンシップについて、どうすればいいかわからない方は以下の記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。

【就活悩みランキング3位】アピールポイントがわからない

就活の選考の過程にある、エントリーシートや面接は数少ない自分のアピールポイントを伝える機会です。しかし、自分のアピールポイントがわからずその機会をうまく活用できていない人がたくさんいます。では、自分のアピールポイントがわからない場合はどうすればいいのでしょうか?

そんな時は、周囲の人に聞いてみましょう。いつもあなたの周りにいる人は、もしかしたらあなた以上にあなたのことを理解しているかもしれません。「自分の長所はどこなのか」「自分が他の人と違うポイントはどこなのか」など他人から客観的に評価してもらいましょう

また、自分が長所とは感じていないポイントでも、就活においてはアピールポイントになる場合があります。そもそも企業がアピールポイントを聞く理由は、その人が入社したらどのように活躍するかを想像するためです。自分が長所だと感じていない部分でも、企業に貢献できるポイントであれば良いのです。

「深く考えることが苦手で、すぐに行動しちゃうな...」と言う人はその行動力が企業に評価されるかもしれませんし、「一つのことを続けるのが苦手...」と言う人は好奇心旺盛・探究心が強いと評価されるかもしれません。就活においてはあなたの短所が長所に変わることもあるので、「私ってアピールポイントがないのかも...」と悩むことなく、見方を変えてみるといいでしょう。

アピールポイントについて悩んでいる方は以下の記事を参考にしてください。

【就活悩みランキング2位】やりたい仕事が見つからない

就活が始まり、選考を受けたりインターンに参加しても本当にやりたい仕事が見つからない学生は多くいます。「最後までやりたい仕事が見つからないのではないか?」と必要以上に悩んでしまい、自暴自棄になってしまう人もいるようです。

しかし、実際は、まだ社会に出たことのない学生のうちにやりたいことが決まっている人なんてほんの一握りです。では、やりたいことが決まっていない大半の学生はどうやって就職先を決めたらいいのでしょうか?

そんな時は「これだけは譲れない」という軸を考えてみましょう。例えば、「東京勤務は外せない」や「一緒に働く人は尊敬できる人がいい」といったことです。このように、自分が譲れない条件や大切にしたい価値観から考えてみてもいいでしょう。

また、やりたくないことや我慢できないことから消去法で考える方法もあります。「上下関係がきつい職場はいやだ」「家庭の時間を大切にしたいから遅くまで働きたくないな」など、誰にでもやりたくないことはあるでしょう。自分にとって我慢できないポイントを洗い出し、そのポイントに当てはまらない企業から就職先を考えてみてもいいでしょう。

やりたいことができる企業に就職すると、もちろんやりたいことはできますが、やりたくないことや嫌なことも我慢しなくてはいけません。一方で、マイナスポイントがない企業に就職した場合、特別楽しいと感じることはないかもしれませんが、「これは嫌だ」と我慢できない体験をすることはないでしょう。自分の感情が下がりすぎることがないため、むしろ仕事を長く続けられるかもしれません。

譲れない軸から考えても、自分が我慢できないことから考えても、自分が大切にしたいのは業務内容なのか、職場環境なのか、お給料なのか、それとも他の何かなのかを考え、優先順位をつけることが大切です

【就活悩みランキング1位】周りと比較して焦る

就活生に一番多い悩みが、周りと比較して焦ってしまうということ。「周りの人はもう内定をもらっているけど、私はまだ…」と考えて、ナーバスになってしまう人がいます。しかし、早く内定をもらったり、大手や有名企業から内定をもらったりすることが必ずしも良いことではありません。

重要なのは、納得した就活をすることです。焦りから、本当に行きたい企業ではない企業に「とりあえず入ってみよう…」と決めてしまうのではなく、自分のペースで就活を進めましょう。内定を早くもらって残りの学生生活で楽をすることと、自分が納得している企業で楽しく働くこと。どちらがあなたにとって大切でしょうか?周りと比較して焦ることなく、「なにが自分にとって幸せなのか」を考えて就活をすすめましょう

また、焦らないためにも、早くから就活をはじめることが大切です。

就活を早めに意識し、企業研究をして視野を広めたり、自己分析をして自分の理解を深めたりしてみましょう。そうすれば就職先として納得した企業から内定をもらいながら、残りの学生生活も十分に楽しむことができるでしょう。

以下の記事では、悩む方に向けて就活を楽しむヒントをご紹介しています。

就活の悩みランキング番外編:その他の悩み

就活には悩みが尽きません。TOP5で紹介した以外にも、その他多くの就活の悩みがあります。就活に限らず、悩みというものには、ただちに明快な答えがもたらされることはあまりありません。しかしながら、就活の悩みも解決の手段を知っているか知っていないかで、気持ちが違うものです。解決の手段を心得ていることが、最終的に、就活の悩みを解決の方向に導いてくれれば文句なしです。今回はTOP5にあがった就活の悩み以外を番外編としてご紹介します。

「書類選考が通らない」

「書類選考が通らない」、つまり履歴書やエントリーシートの段階で落ちてしまうということです。書類選考が通らないタイプは、大きく2種類に分けることができます。つ目は、ノープランで作成して、誤字脱字なども多く、確認などをしていないパターンです。このタイプは、基本的な部分から、書類作成について全面的に見直しをする必要があります。自己理解を深めて、できれば第三者のアドバイスを受けながら進めていく必要があるでしょう。

2つ目のタイプは、大企業や人気企業にしか出しておらず、内容も特徴がないパターンです。人気企業ともなれば、倍率は100倍~1,000倍にもなります。10,000人の書類から1,000人へ絞るとしたならば、9,000人は落ちるわけです。そのような企業しか受けていないとなかなか書類だけでも通過しません。くわえて、高倍率ということは、中身が問われます。特徴的な武器があればいいですが、ないのであれば、どのようにしたら書類が通過するのかを考える必要があります。

企業が求める人物像に当てはまるのか、エピソードは具体的なのか、差がつきやすい志望動機が誰でも書ける内容になっていないかなど、見直してみましょう。

「筆記試験、面接が通らない」

筆記試験が通らない場合は、対策が一番はっきりしています。客観的な答えが決まっているからです。つまり、正解が決まっています。ただの勉強不足なのか、やり方が間違っているのかのどちらかに必ず該当するでしょう。勉強不足であれば、問題集を解いて、点数を伸ばせば解決しますが、勉強しているにも関わらず、筆記試験が通らないのは問題です。やり方を見直す必要があります。

模試などを受けて、何が苦手なのかを洗い出す必要があります。社会に出て、SPIのような問題を解く機会はまずありません。言語が苦手ならば、隙間時間などを利用して、知らないことを覚えていきましょう。非言語が苦手ならば、解き方を覚えることも一つの方法です。本質的ではないとしても、要するに就活の筆記試験では、点数が取れればいいわけなのですから、おすすめです。

筆記試験が通らず、悩んでいる人は以下の記事を参考にしてみてください。筆記試験対策のイロハをご紹介しています。

面接が通らない場合は、段階によって対策も変わってきます。序盤の面接や集団面接で落ちるのであれば、印象面が原因の一つとして考えられます。顔の表情や、声のトーン、清潔感などです。また、話しが長かったり、問いに対して答えが対応していないなど基本的なことができていないことが通過できない理由のほとんどです。第一印象では、10人の大人が見て、8割程度が良いと思えるような学生は、序盤の面接ではあまり落ちません。まずは基本的なことが出来ているのか知る必要があります。

一方、中盤から最終面接にかけて、落ちてしまう学生はどうでしょうか。基本的な部分はマスターしているから選考は進んでいると考えて良いでしょう。では、次の段階では何を考えて面接に臨むべきか。ポイントを3つあげます。1点目は、志望動機が薄い2点目は、自己理解が弱い3点目は、企業との相性が悪かった最後に関しては、自分ではどうしようもできないことです。気持ちを切り替えて、次に向けた準備をしてください。お見合いと同じで、100%の自分を発揮しても、相手がノーと言えば、それが答えです。

残りの2つに関しては、対策を立てることが可能です。内容を掘り下げられ場合に、自分の言葉で話せていなかったり、話に説得力がないということが、通過できない大きな原因ですので、「自分を知り」、「相手を知る」ことを徹底的に行えば、活路は見出せます。

また、選考が通らない就活生の多くは志望理由を面接官にうまく伝えられていない傾向にあります。面接時の志望理由の伝え方について以下の記事でまとめてあります。参考にしてみてください!

「相談できない、相談する相手がいない」

相談できない、相談する相手がいない場合はどうでしょう。相談する相手がいない場合は、割と解決策は単純です。周囲に相談相手がいなくても、今は就活は良きにつけ悪しきにつけ巨大なビジネスなので相談相手はたくさんいます。お金を使わずとも、相談に乗ってくれる機関は少なくありません。いわゆる、就職支援サイトなどでは斡旋もしています。注意としては、学生からはお金は取りませんが、企業側からの収益で成り立っていますので、本意でない方向に仕向けられないように、意志表示をはっきりしてください。

大学にも差がありますが、キャリアセンターであれば、その心配はないでしょう。ハローワークなども営利が介在しません。人間同士なので、個人差や相性もありますので、自分が「この人だ!」と思える人を見つけられると良いでしょう。

そもそも相談できない場合は、解決策が難しいとは思います。相談する相手や機関は整っているにも関わらず、一歩が踏み出せないわけですから厄介です。そういった場合は、段階を踏みましょう。いきなりどこかに出向くと逆効果かもしれません。階層化して、目標を立てましょう。ステップを踏みながら、具体的な目標と現状をつきあわせて、両者の矛盾が最小になるように折り合いをつけるところを目指しましょう。

他にも電話を使った相談手段もあります。以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

就活の悩みを解決するために気をつけるべきことのまとめ

人生と同じくらい、就活にも悩みは絶えません。キャリアを築く上でも、この先あらゆる悩みに遭遇することはわかりきっています。悩みは放置すると、面倒なことになりかねません。傷口は浅いうちに、処置しておきましょう。問題の所在を明らかにすることは、問題に対処する第一歩です。「なんだかよくわからないけど苦しい」よりも「〇〇のせいで苦しいんだ」とわかったほうが、気分的にラクだし、具体的な対処法を考えることもできるです。

おわりに

就活生が陥りがちな悩みとその解決方法について紹介しました。自分のキャリアを真剣に考えることはたしかに大切です。しかし、必要以上に悩みすぎてナーバスになり、選考に受からなくなってしまっては元も子もありません。時には休憩もはさみながら、自分のペースで就活を進めていきましょう。

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