【絶対内定?!】勝てるガクチカとは?必勝法5選とQ&A

ガクチカ

就活を始めるとよく耳にする「ガクチカ(学生時代頑張ったこと)」という言葉。聞いたことはありませんか?ガクチカ(学生時代頑張ったこと)、今や常識となった就活用語です。いざ就活を始めたはいいものの、ガクチカ(学生時代頑張ったこと)はどんな言葉なのかよく分からない…そんな人も多いはず。でも、安心してください。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥です。

今回は、就活初心者のために「ガクチカ(学生時代頑張ったこと)」のすべてがわかるような特集を組んでみました。これで、どんな人でも安心してこれから就活に取り組めるはずです!

そもそも、「ガクチカ(学生時代頑張ったこと)とは何なの?

「学生時代に力を入れたこと」の略

よく聞く言葉「ガクチカ(学生時代頑張ったこと)」とは、履歴書やエントリーシートで聞かれる「学生時代に力を入れたことについて教えてください」という質問に対する答えのことです。略して表現されるほど、あまりによく聞かれる質問だということです就活生なら、知っておかないと後々恥を書くことになるかもしれません。

採用担当者は絶対に聞いてくる

まず、面接でガクチカ(学生時代頑張ったこと)に触れてこない採用担当者はほとんどいないでしょう。触れてこないなら、独自の選考スタイルを作り上げているレアな企業だといっても過言ではありません。民間企業を受けるなら、これから就活を進めるうえで絶対に一度は聞かれること間違いなしです。ガクチカ(学生時代頑張ったこと)と無関係な就活生はほぼいないと言っていいでしょう。

努力の過程が分かりやすいから

どうしてそんなに重宝されている質問なのかというと、その学生が学生時代にどんな努力をしたのかがすぐに分かるからです。長いようで短い学生時代に、「何を頑張ったのか?」や「どんな思いをして努力をしたのか?」などの質問から人間性や根気・やる気が見えてくるので、就活の選考にはとても役立つのです。話のテーマが幅広い分、学生の分だけ個性が出てくるのもおもしろいところです。

対策は必須

たまに、まったく選考の対策をしないで就活に挑む人がいますが、それはおすすめしません。特にガクチカ(学生時代頑張ったこと)は、ほぼ確実に聞かれる鉄板質問。クオリティは別として、何をしゃべろうかを考えておかないと、いざ面接で言葉が出てこない可能性もあります。

就活の機会にしっかり対策を練っておくと、いざ社会人になってからも話のネタになったり、自分の自信になったりします一度きちんと例文を作っておいて、万全の状態で臨むようにしてください。

勝てるガクチカ(学生時代頑張ったこと)とは?内定が取れないガクチカとの違いって?

成果そのものをアピールしてはダメ

意外とやってしまいがちな失敗が、「頑張ったことを並べるだけ」で終わってしまうガクチカ(学生時代頑張ったこと)です。就活の選考は、あくまで採用担当者に選んでもらえるように、こちらから適切なアピールをすることが必要です。そのためには、成果そのものではなく「成果を達成するためにどんな努力をしたのか」をアピールしなければなりません。

つまり、華々しい成果だけを説明するガクチカよりも「努力の様子を上手に説明した、一見地味なガクチカ(学生時代頑張ったこと)」の方が就活では勝てるということです。自分の中では「こんな内容じゃ凄いと思ってもらえない…」と感じていても問題ありません。学生時代を何年も前に過ごした採用担当者からしてみれば、成果自体にほぼ差はないのです。大事なのは、内定がとれるように自分でガクチカ(学生時代頑張ったこと)を演出することです。

「どう頑張ったか」をわかりやすく伝える

内定が取れるようなガクチカ(学生時代頑張ったこと)にするためには、採用担当者が話の意味を理解できなければなりません。努力の過程が伝わるように、どう頑張ったかを順序づけて説明するようにしてください。

ダラダラと説明すると、冗長なイメージがついてしまいます。

  1. まず何をしたのか。
  2. その過程でそんな問題点に突き当たったのか。
  3. その問題点をどうやって解決し、乗り越えたのか。
  4. 問題点の解決からどんなことを何を学んだのか。

初めて聞いた人でもすぐにそれが分かるように、順序をつけて分かりやすい説明を心がけましょう。順序付けできていないガクチカ(学生時代頑張ったこと)で選考突破は不可能だと考えても過言ではありません。順序付けについては以下の記事でも詳しくご紹介しています。参考にしてみてください。

具体的に説明する

わかりやすさには、もちろん具体的に説明することも必要です。自分のことは自分が一番分かっていますから、ついつい用語説明を略語で済ましたり、過程の説明がぶつ切りになってしまったりすることがあります。でも、それではわかりやすいガクチカ(学生時代頑張ったこと)とは言えません。何の知識がない人でもすぐに理解ができるように、なるべく細かい部分まで具体的に説明するようにしてください。

相手のことを考えた姿勢を見せる

採用担当者も人間ですから、自分に気を使ってくれた人には良い印象を持ちます。それは、就活でも同じです。いくら就活の選考を受けている学生だからといって、目の前の採用担当者のことをみじんも考えていない対応をされると、不愉快に感じることもあるでしょう。

乱暴な対応はもってのほかですが、相手が反応しづらい返答を返したり、聞きやすい発声で発言したりと、相手のためにできる工夫は数知れずあります。貴重な時間を使って選考を開いてくれていることに感謝して、優しい気持ちで選考を受けましょう。心に余裕が生まれると、いい結果も付いてきますよ。

マニュアル化は採用担当者にバレる

「ガクチカ(学生時代頑張ったこと)」と略語になっていることからも分かるように、就活が一つのマニュアルと化していることは否定できません。でも、それを学生側から企業に見せてしまってはアウトです。「どの企業にも同じガクチカを話しています」という事実がそのまま伝わるような態度はもちろんいけませんし、ガクチカ(学生時代頑張ったこと)について質問で突っ込まれた時に上手く答えられないと、「ただ台詞を覚えてきただけで、応用力がない人材」という烙印を押されてしまいかねません。

パターン人間のままでは、内定とは縁がありません。画一化された就活生像から脱して周りと差を付けるためにも、マニュアル化を察せられるような返答は控えてください

何を書けばいい?具体的な「ウケるガクチカ(学生時代頑張ったこと)」とは

学業

学業は、大学生の本業です。文系・理系問わず、大学で学んできたことをしっかり伝えることができれば、「真面目で、着実に努力ができる人材」と評価してもらえます。ゼミや卒論、普段の授業などなど、大学に通っている限り話のネタが溢れるように出てくるのが特徴ですから、よりガクチカ(学生時代頑張ったこと)が作りやすそうな内容を吟味するといいでしょう。

注意点は、専門用語などが多く出てくることです。初めてその話を聞く人にとっては、きちんと基本用語を説明してもらわないと話に共感できません。既定文字数の中で伝えたい内容がしっかり伝わるように、細やかな対応が求められるのも特徴です。

学業をガクチカ(学生時代頑張ったこと)に盛り込む際には、どういった部分に注意してアピールすべきでしょうか。以下の記事でアピールポイントについて詳しく解説しています。参考にしてみてください。

サークル

サークルをガクチカにする場合、気をつかなければならないことがあります。それは、アピールポイントを「サークルの本活動以外の物」にしないということです。テニスサークルのガクチカ(学生時代頑張ったこと)が「文化祭で焼きそばの出店を出し、たくさんの収入を得たこと」などにする人がいますが、これでは「肝心のテニスの活動はどうしたの?」と思われてしまうこと間違いなし。

学業と比べて、活動の自由度が高いサークル。そのぶん自分らしさを表現しやすいテーマですが、話が脱線しやすいのも特徴です。だからこそ、横道にそれずにストレートに自己アピールすることを忘れないでください。

アルバイト

ゼミやサークルをテーマにガクチカを書く場合は、自分の役職や所属するグループをネタにしながら論を進めることができます。しかし、アルバイトの場合はそうはいきません。そのぶん、「どんな困難を乗り越えたのか」をネタにすることをおすすめします。

販売ノルマや自分のスキル向上など、他のテーマと比べて「困難さが分かりやすい」のがポイント。用語説明がなくても意味が分かる場合が多いので、その文字数のぶん自分の気持ちをより深く表現することができます。

「アルバイトなんて皆してるから、ガクチカ(学生時代頑張ったこと)でアルバイトを話しても評価されないんじゃないの?」と考えている方も多いと思います。結論から言えば、アルバイトに関するガクチカ(学生時代頑張ったこと)で十分に高評価を狙うことができます。では、どうづれば高評価を得られるのか。アルバイトのガクチカ(学生時代頑張ったこと)で高評価を狙う方法については以下の記事をご覧ください。

留学

留学も、多くの学生が使用するガクチカです。でも、一見華々しい留学も就活の場になるとそこまで威力を発揮してくれません。大事なのは「留学して、何を得たのか?」ということ。採用担当者も、そこを聞きたいと思って質問しています。

「自分は留学でこんなにすごいことをした!」という自慢大会になるのは避け、そこから自分は何を得たのか?何を学んだのか?ということを説明して、より奥行きのあるガクチカが作れる意識するようにしましょう。

すでにガクチカ(学生時代頑張ったこと)に留学について書くことを決意している方は以下の記事を参考にしてみてください。

その他

他の代表的なガクチカといえば、サークルや学業として行っていない趣味・特技などでしょう。サークルなどには入らず、スポーツや音楽に没頭している学生も多いはず。「ガクチカに書けるネタがない!」という人も、趣味をテーマにして書けば個性ある素晴らしいガクチカが書けるはずです。

現在の就活は画一化されていて、みんな似たような内容のガクチカを述べることも問題になっています。そんな中、自分独自のガクチカをアピールできたら、採用担当者の心に深く刻み付けられるはずです。

ここではガクチカにおける趣味についてご紹介しましたが、趣味は汎用性が高いです。例えば、履歴書にある「趣味・特技欄」です。以下の記事で履歴書における趣味・特技についてご紹介しています。趣味・特技はあって損はありません。今のうちに「自分の趣味・特技はこれ!」と言えるものを見つけておきましょう

ガクチカ(学生時代頑張ったこと)とは…?なんでもQ&A

何を書けばいいのかわからない

いざガクチカを書こうと思っても、何をテーマにすればいいのか分からない人もいますよね。そんな人におすすめなのは、まず自分のゼミなどの学業について書くことです。学業は、いわば自分の専門職。しっかり説明できれば、納得のいくガクチカができる可能性も高まります。

それでも上手くいかなかった場合は、サークルやアルバイトなどに視点を変えて執筆してみるといいでしょう。一つのテーマに絞ってから悩むより、様々なテーマのガクチカを一度書いてみた方が、自分でも気づかなかった自分に出会えるかもしれません。

「ガクチカで書くことがない」と悩む学生は非常に多いです。なので、「自分には目立った功績はないから」と悲観的になる必要はありません。何を書けば良いか分からずガクチカで書くことに迷っている人は以下の記事も参考にしてみると良いでしょう。

エピソード選びに迷う

テーマが決まったはいいけれど、たくさんエピソードが出て来て何をチョイスすればいいのか分からない…そんな人におすすめするのは、思い出が一番連想しやすかったエピソード1つに限定することです。

エピソードは、よりインパクトを採用担当者に残すために数が少ない方が有利です。そして、ガクチカは企業に合わせてマイナーチェンジする必要もあります。それなら、追加情報がたくさん出てくるエピソードの方が使いやすいに決まっています。「これぞ!」といった珠玉のエピソードを、ぜひ選び抜いてみてください。

嘘も書いていい?

就活は嘘をついたもの勝ち、とよく言われますが、ありもしない功績をでっちあげたりするのはやめましょう。採用担当者は人を見るプロですから、あまりに出来過ぎた内容を言ったり、自分に有利になるように話を進めたりするのはすぐに分かります。また、もしも面接でガクチカについて突っ込んだ質問をされたら完全にアウトです。

インパクトが残りやすいように少し表現を強めたりする分には構いませんが、自分の身を亡ぼすような完全な嘘はつかない方が身のためです。

誰かに添削してほしい

「ガクチカを書き上げたはいいものの、自分一人では不安だな」

そういう場合に使えるのが、キャリアセンターです。キャリアセンターの先生たちは、就活のすべてを知り尽くしたエキスパートです。もちろん、予約さえすれば(各学校によって相談方法は変わります)ガクチカの添削も行ってくれます。

どんなに自分が良いと感じたガクチカでも、意外と穴だらけな場合もあります。逆に、上手く出来なかったと思っていたガクチカを褒められて、自信がついた!なんて人も。他人からの評価は、マンネリ化した就活の起爆剤にもなってくれます。ぜひ、キャリアセンターに相談しに行ってみてください。

また、キャリアセンター以外にも添削してもらうことができます。以下の記事では「どんな人に添削を頼めば良いのか」をご紹介しています。ガクチカを添削してもらうか迷っている人はのぞいてみてください。

文章が冗長になってしまう

文章が苦手で、ついついガクチカがダラダラしてしまう…。何を書いているのか分からなくなる…。よくあるお悩みです。そういう場合は、とにかく文章と文章のつなぎ目が明確になるように、一度文章を細かく分割してみましょう最初は乱暴に思えても、意外と文章は分割しても意味が伝わるものです。そのうちに、シンプルで分かりやすい文章が書けるようになっているはずです。

面接では冗長な文章を話していてもあまり気にならないかもしれませんが、そこにたどり着くためにはまず書類審査に合格する必要があります。わかりやすい文章が書けるようになるのは、就活生にとって必要条件。練習して、ぜひ克服してください。

おわりに

さて、いかがだったでしょうか。いまいち意味が分かっていなかったガクチカ(学生時代頑張ったこと)の全貌が、見えてきたのではないでしょうか。就活生である限り、切っても切れない縁で繋がれているガクチカ。せっかくなら、質の良いものを選考で披露したいものです。コツさえつかめば、誰でもグッとくるガクチカが作れます。アピールポイントをきちんと見極めて、自分らしいガクチカを作ってみてくださいね!応援しています。

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