エントリーシート(ES)を書き始めると、良い例と悪い例を参考にしたくなりますよね。書けば書くほど、自分のエントリーシート(ES)はこれでよいのか不安になってきてしまったり…就活生なら誰しもが抱える悩みです。でも、良い例と悪い例には必ずポイントがあります。そのポイントさえ掴んでしまえば、誰でも魅力的なエントリーシートを書くことは可能です。

ということで今回は、エントリーシート(ES)の良い例と悪い例のポイントをそれぞれ5つずつ、計10個のポイント例をピックアップしてまとめてみたいと思います。この例文を活かせば、あなたも思い通りのエントリーシート(ES)が書けるようになるはずです!ぜひ参考にしていってください。

例の前に!エントリーシートに必要なポイントって?

ツッコミどころがたくさんある

だいたいの場合、採用担当者は面接で質問する材料としてエントリーシート(ES)を使用します。そんな時に、「質問の余地を残さないエントリーシート」を提出してしまうと、採用担当者は質問できることがなくなってしまいます。仕方なく、隅をつつくような質問をするしかなくなってしまい、結果的に対策が及んでいない部分を面接で探られる心配があります。

これを防ぐにはまず、1番突っ込んでほしい部分は、あえて詳細に説明しすぎない」ことが必要です気になる部分がたくさんある方が、読んでいて楽しいエントリーシート(ES)になります!

こちらの記事はガクチカでの作成方法の例ですが、うまく穴を作って面接官を誘導するテクニックを紹介しています。参考にしてみてください。

人物像が浮かんでくる

採用担当者は基本的に、エントリーシート(ES)を読んでいる時点ではあなたの人となりをまだ知りません。どんな学生なのかを少しでも把握するために彼らはエントリーシート(ES)を読んでいるわけですから、具体的な人物像が浮かんでくるような内容は必須です。

思わず「この子に会ってみたい!」と思えるような内容でないと、魅力的なエントリーシート(ES)とは言えません自分を構成する要素をきちんと並べ、想像力を膨らませるような内容を書いてみましょう。

人物像をイメージさせるために、趣味・特技欄を有効活用するのも手です。まだどんな趣味・特技を書くか迷っている方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。

とにかく読みやすい

エントリーシート(ES)は正式な書類です。それなのに文字が雑だったり、読みにくい構成で書かれているとその時点でアウトです。大きい企業には、毎日何百通ものエントリーシート(ES)が届きます。企業側は、なるべく時間を使わずに選考を行いたいと考えているので、読みにくいものや文章の体裁が整っていないものは最初から読んでもくれません

エントリーシート(ES)に限らず、文章は何でも「読む相手」が存在します。その存在を意識した文章でなければ、勝ち目はないと考えましょう。

読みやすいエントリーシートにするためには、書き方を理解することが何よりの近道ですよ。以下の記事も併せて参考にしてみてください。

1本軸が通っている

エントリーシート(ES)には、たくさんの質問事項や記入事項があると思います。最初はその事項を埋めていくことでいっぱいいっぱいかもしれませんが、ここに一つ明確な軸を作っておくと一歩進んだエントリーシートが書けます。

ガクチカを書くにしても、志望動機でも、おおまかな自分の性格や人物像に触れられるような内容を書くのです。こうすれば、統一感のある文章が書けるので、読む側もより興味を引きつけられるでしょう。なかなか文章が浮かんでこない時も、これを意識すると筆が進むこともあります。

論理的な文章

当たり前ですが、論理的な文章も必須です。言いたいことをただ並べただけの文章は、読みにくいですしあまり良い印象を持ってもらえません。自分の魅力を最大限に伝えるためには、簡潔で分かりやすい文章を意識することが大事です。

ここで論理的な文章が書けるようになると、面接でも上手くコミュニケーションがとれるようになります。普段から新聞や本を読んで文章に慣れ、正しい文章構成について学習しておきましょう。

せっかく新聞や本を読むなら、就活に役立つものがいいですよね。こちらの記事で就活に役立つ新聞や本をご紹介しています。

エントリーシートの良い例とは?ポイント5

他の人と被らない表現を使っている

一つ目の良い例は、オリジナル溢れる表現を使っているものです。

企業には、毎日数え切れないくらいのエントリーシート(ES)が届きます。だからこそ、他の人と被ってしまうようなありきたりの表現は避けた方がいいです。主体性・強調性などアピールするものは同じでも、文章表現を変えればオリジナリティが出ます

どこかで聞いたことがあるような表現に、比喩表現を追加してみるだけで印象がまったく変わってくるのでおすすめです。

具体例
「粘り強く目標に向かって頑張り続けることができます」→「強靭なゴムのように、粘り強く頑張り続けることができます」など

語彙力や文章力に自信がない場合は、国語辞典や類語辞典を引いてみて表現語彙を増やすのも力が付きます。読んでいるだけで眠くなりそうなエントリーシート(ES)から卒業して、自分らしさをアピールできるスキルを身に付けましょう。

文字数制限を意識した構成

二つ目の良い例は、文字数を意識した文章構成です。

エントリーシート(ES)には、基本的に文字数制限があります。選考を通過しやすいエントリーシート(ES)は、その制限の中で「序論・本論・結論」が意識したコンパクトな構成になっていることが多いです。いわゆるPREP法と言うものです。PREP法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

文章には、まず目的があります。エントリーシート(ES)の目的は、「自分の魅力を伝わりやすくする」ことが一番です。ただ文を羅列したエントリーシート(ES)は読みにくいですし、あなたの意図も伝わりにくくなってしまいます。文字数制限内で一つの物語を完結させるような気持ちで、考えながら文章を作っていくことが大事です。

具体的に表現している

三つ目の良い例は、具体的な表現法です。

採用担当者に評価されるエントリーシート(ES)は、文章を読んだだけで情景が目に浮かぶくらい具体的に描写されていることが多いです。面接で直接話す前に、あなたの情報を知ることが出来るのはエントリーシート(ES)の文章のみ。出来る限り具体的な部分まで叙述してくれた方が、採用担当者も嬉しいはずです。

ガクチカでは「自分は集団の中でどんな役割にいたのか」、志望動機では「どうして企業に魅力を感じたのか」、その理由をなるべく自分の過去の話を話している時のようにわかりやすく説明してください

5W1Hが明確

四つ目の良い例は、5W1Hが明確になっていることです。

エントリーシート(ES)を書いていると、ついつい説明が雑になってくる部分があります。それが顕著に出てくるのが、いわゆる5W1Hと呼ばれているものです。どこで、何を、いつ、誰が、なぜ、どうやって…。こういった部分は、自分では当たり前すぎていちいち説明するのを省略してしまう傾向にあります。でも、5W1Hこそはじめてあなたの話を聞く人にとって知りたい部分なのです。

「エントリーシート(ES)に具体性が足りない」と指摘されたけど何から変えればいいのか分からない人は、まず5W1Hの説明を追加するところから始めてみることをおすすめします。5W1Hとは何かわからない方向けに、こちらの記事で5W1Hについて詳しくご紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

結論から書く

五つ目の良い例は、結論から書いていることです。

なにごとも、一番大事な事柄から耳に入れたいですよね。それは、エントリーシート(ES)でも同じです。まず結論から述べれば、「では、どうしてそういう結論に行きついたのか?」という部分の説明をすればいいだけなので書く方も読む方も楽なのです。

何が言いたいのか分からない散らかったエントリーシート(ES)を書いてしまいがちな人は、まず結論から述べるスタイルを定着させるとコツが分かってきますよ。

結論から伝えることはエントリーシート(ES)に限らず自己PRやガクチカでも同じです。以下の記事でも結論から伝える重要さを紹介しています。参考にしてみてください

エントリーシートの悪い例とは?ポイント5選

あいまいに書きすぎ

一つ目の悪い例は曖昧な書き方です。

エントリーシート(ES)は、書かなければいけない事項が多すぎて困ってしまいますよね。でも、だからといって表現をあいまいにして文字数を稼ごうとしてはいけません。エントリーシート(ES)においてあいまいな表現は、せっかくのアピールが台無しになってしまうくらいのタブーです。

「テニスサークルで、班員たちをまとめる係についていました。」これだけでは、どんな学校生活を過ごしていたのか、テニスサークルでどんなことを学んだのかがこれっぽっちも伝わってきませんよね。具体的に、毎回どんな方法で班員をまとめていたのか。そもそも、その係の名称は何なのか。

情報量が多すぎるのも面接に進んだ後の対策方法に悩んでしまいますが、少なすぎるのも問題です。採用担当者の想像力や興味関心をまったく刺激できないので、そもそも書類審査通過が怪しくなります。迷ったら、具体的に書く!これが大切です。

いろんな要素を入れすぎている

二つ目の悪い例は要素を入れすぎることです。

数百字の文字数制限の中で自己アピールを最大限行おうとして、ガクチカの中にエピソードを複数入れ込もうとする人などがよく見られます。でも、これはやってはいけないことの代表格です。エピソードや要素は入れ過ぎれば入れ過ぎるほど、個性が薄まるものです。

赤色の絵の具、黄色の絵の具、青色の絵の具を一気に混ぜると綺麗な色にはなりませんが、ひとつひとつの絵の具を別個に使えば、それぞれの色=個性を潰さずに済みます。欲張り過ぎずに、自分の珠玉のエピソードを大切に説明しましょう。

オリジナリティがない

三つ目の悪い例は、ネットの例文を真似するようなオリジナリティに欠けるものです。

パクリや盗用はもっての他ですが、使い古されたような定型文ばかりで埋め尽くされたエントリーシート(ES)では人気企業の選考は勝ち抜けません。書類審査でかなりの人数に絞り込む企業も多いですし、「この子気になるな!」と思わせるにはオリジナリティが必須です。

エピソードをより長く話したり、自分の感情を詳細に説明したり。他の学生とは少し違う部分を用意しておくことで、その他大勢に埋もれてしまわないようにしましょう!

外来語の多用

四つ目の悪い例は、外来語の多用です。

就活を始めて、しっかりと勉強している学生がやってしまいがちなミスがこれです。ビジネスについて学んでいると、否が応でも外来語や横文字を覚えてしまいますよね。響きもカッコいいですし、使っているだけでなんだか社会人の仲間入りができたような気がします。でも、だからといってエントリーシート(ES)で横文字ばかりを並べてはいけません。

エントリーシート(ES)を読む採用担当者は、その道のプロです。外来語をはじめとする専門用語をつらつらと並べられても、「だから、何?」というのが本音です。普段その用語を使っているものからしたら、それは何のアドバンテージにもなりませんそんなことに余計な尺を使うなら、具体性のあるエピソードのために文字数ややる気を注ぎ込んだ方がよっぽど評価されやすくなります。

質問に対応した答えが書けていない

五つ目の悪い例は、質問への回答になっていないものです。

「志望動機は?」と聞かれているのに、ガクチカについて述べる。「自分の強みは?」という質問に、学生時代のサークルの思い出を延々と話し続ける。確認不足や重度の緊張で、ついつい相手の質問に合った答えが用意できない。こういった例は、エントリーシート(ES)だけでなく面接でもよくあることです。

どんなに素晴らしい内容が書けていても、質問にそぐわない内容を答えてしまったら評価はされませんそれどころか、確認が足りない思慮浅い学生だと認識されてしまうかもしれません。何度も確認して、正しい答えが書けているかチェックしてください。

エントリーシートQA~例を知りたい~

もっとたくさんの例を見たい!

まだ自分でエントリーシート(ES)を書いたことがない人は、まず誰かの例文を参考にしたいと考えている人が多いと思います。

そういう人は、とりあえず学校のキャリアセンターに足を運んでみてくださいどんな文章や表現だと評価されるのか、を一から教えてくれますし、場合によっては先輩の例文を見せてくれることもあります。

何事も、最初は出来の良いものを見て学習することが必要です。エントリーシート(ES)は、だいたいがコツ。書き方を学んでしまえば、こちらのものです。キャリアセンターの力を借りて、たくさんの良い例を参考にしましょう。

自分のESが良い例の方に入るのか不安

試しに書いてみたエントリーシート(ES)。本当にこれでいいのか?と不安になりますよね。

そういう場合も、キャリアセンターに向かいましょう!エントリーシート(ES)の添削もやってくれるので、正式に書類を提出する前に自信を付けることができます。

もしうまく書けなかった時も、就活のプロがきちんと赤ペンをつけてくれるので、どこが今自分に足りていないかがすぐに分かります。最初は、誰もできなくて当然です。アドバイスを受けて、それを本当に自分のものにしていけるかどうかがポイントなのです。

キャリアセンター以外にも様々な人がエントリーシートの添削などの相談に無料でのってくれます。相談相手を探すようであれば、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

上手な文章表現が見つからない

国語や作文の授業が苦手だった人にとって、エントリーシート(ES)は修行のような時間かもしれませんね。そんな時は、図書館に行けば比喩表現などがまとめてある本を読んでみてください。文章力は、トレーニングすれば付きます。自分の知っている用語や単語の数が増えていけば増えていくほど、上手いエントリーシート(ES)が書けるようになります

また、例文で使われている用例をまとめてみるのもおすすめです。比喩表現やエピソードの出し方など、上手なエントリーシート(ES)で使われている表現はだいたい系統が似ています。頭を使いながら表現を学んでいって、自分のエントリーシート(ES)に反映させていきましょう。

企業が求めるポイントってほんとに一律全部同じなの?

よく、「エントリーシート(ES)はこれだけやっておけば大丈夫!」というような参考書などが売っていますよね。でも、当たり前ですが学生をチェックするポイントは企業によって違います。主体性を評価する企業もあれば、強調性が必須だと考える企業もいます。

事前に自分が志望する企業の傾向を調べておき、それに合わせてエントリーシートの表現を変えるのが就活の鉄則です。一度テンプレートを用意しておけばそれで終わりではなく、各企業に合わせてマイナーチェンジしていく手間を惜しまないようにしましょう。

字が汚いんだけど…

デジタル化が進んできているとは言っても、就活シーンはまだまだアナログです。手書きのエントリーシート(ES)提出を求める企業も、まだまだたくさんあります。字が汚いことで悩んでいる人も毎年いますが、問題なのは「字が汚いこと」ではありません。「字が雑なこと、気持ちが入っていないこと」なのです。

ただ字が汚いだけの学生など、採用担当者は山ほど見てきています。きれいな字が書けなくても、心を込めて書いた文章からは気持ちが伝わるものです。そこで諦めるのではなく、むしろギャップ性をアピールできる!と前向きにいきましょう。

エントリーシートの例のまとめ

さて、いかがだったでしょうか。エントリーシート(ES)で悩まない学生はいないと言ってもいいくらい、毎年ここでドツボにはまるのが恒例です。もしも上手く書けなくても、それはあなただけではないので落ちこみ過ぎないようにしてくださいね。

良い例と悪い例のポイントをしっかりおさえておけば、どんな人でもエントリーシートの苦手を克服できるはずです。今回まとめた情報を参考にして、素晴らしいエントリーシート(ES)を自信たっぷりに提出できるように頑張ってくださいね!

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