エントリーシートが入手できる7つの方法を徹底解説!

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エントリーシートをいざ入手しようと思っても、方法が分からない人もいるのではないでしょうか。内定をゲットするには、まずはエントリーシートを出さないと何も始まりません。でも、就活を始めたばかりの人などは、そもそもどうすればエントリーシートの用紙自体を手に入れることが出来るのか分かりませんよね。

そんな人たちのために、今回はエントリーシートの入手方法についてまとめてみました。誰にも聞けない…と悩んでいる人も、これできっと安心して目の前の作業に取り組めるはずです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

・エントリーシートの入手方法には違いがある

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そもそも、エントリーシートの入手方法は企業によってまったく変わってきます。まずは、代表的なエントリーシートの入手方法をいくつか集めました。自分の志望企業は、この中のどの方法を指定しているのか、ホームページや就活サイトをチェックして確認しておきましょう。

–ホームページからダウンロード

一番ポピュラーなのは、企業の新卒公式ホームページからエントリーシートをダウンロードする方法です。だいたいの企業は、新卒採用のために別個でホームページを開設していることが多いです。そこで記載されている通りに進めていけば、誰でも簡単にエントリーシートを入手することができます。

ここで気を付けるべきなのは、対応年度が自分と適しているかどうかです。企業によっては、前年度の新卒採用ホームページをすぐに消していないところもあります。卒業年度が自分と合っているかをしっかり確認してから、ダウンロードを行ってください。

また、同じダウンロード方式だと言っても、ウェブ上でデータを打ち込んでメールで送信する場合と、用紙をダウンロード=印刷して郵送で送る場合があります。募集要項を事前に読んでおかないと、肝心の送付方法をミスしてしまう可能性もあります。「ホームページからダウンロードすればいいんだ!」という思い込みは、あとで取り返しのつかない展開になってしまう場合も…。確認だけは念入りに行ってください。

–資料請求した時に同封される

これは特にマスコミ系など、濃い人気がある業種で多いケースですが、企業の資料を請求した時に一緒にエントリーシートも同封されていることがあります。現在は就活サイトでエントリーすれば自動的にエントリーされる企業も多くなってきましたが、そういう形式が出回る前はこのような方法がポピュラーでした。少々面倒ですが、あえてこのような手順を踏ませることで学生の本気度を伺う企業もあります。

インターネット上の作業やエントリーに慣れていると、急にこのような企業が出てきた時に対応に困ってしまう場合もあります。こういうケースもあるということを認識しておきましょう。

–説明会で配布される

気軽にエントリーするのではなく、まず自分たちの情報を知ってほしい企業は、説明会に足を運んでくれた学生全員にエントリーシートを配布する方法を取っています。とにかくたくさんの学生にエントリーしてもらいたい企業の中には、合同説明会でも配布している企業もあります。

就活のIT化が進んだ今、企業に一歩も足を踏み入れずに新卒採用にエントリーすることが主流になってきました。でもまずは説明会に来て、自分の性格とマッチングするか考えてほしい。そんな企業の願いが込められています。

–エントリーした際にメールで送られる

インターネット上でエントリーした後、企業からメールで送られてくる場合もあります。大企業は、こういうパターンが多いかもしれません。大人数のエントリーが予想される企業は、このやり方じゃないと選考をこなせないこともあるからです。

意外とよくある失敗例は、「メールが来ていたことに気付かなかったこと」です。就活生は、毎日たくさんのメールのやり取りをしているので、分からなくもないのですが…。でも、そんな失敗はかなりもったいないです。一日に何社エントリーしたのか。そして企業からしっかりレスポンスは来たか。それをいちいち書き留めておく必要があります。

–企業に電話して送ってもらう

ベンチャー企業など、規模が大きくない企業によく見られるのが電話でエントリーシートを請求する方法です。社員と絶対にコミュニケーションを取る必要があるので、選考前に緊張がほぐれやすいのが特徴です。

エントリー自体を締め切った企業も、ダメもとで電話してみたらエントリーシートを送ってくれたというケースもあるようです。わざわざ電話してきてくれるくらい、熱がある学生が欲しいということかもしれませんね。

-OpenES指定の企業も

今、たくさんの企業が使っているのがOpenESです。一度データを入力しておけば、何度もそのエントリーシートを使い回せるので、就活生にとってかなりうれしいシステムですよね。

そのままデータを送信することを求めてくる企業もありますし、中にはOpenESを印刷して持参することを指定する企業もあります。ひとくちにOpenESだといってもひとくくりにせず、具体的にどんな方法を求めているのかチェックしましょう。

–すべて自由な場合も

中には、「エントリーシートの形式は、すべて自由!」という企業もあります。つまり、共通しているエントリーシート用紙が存在しないということです。

用紙を指定してしまうと、就活生はどうしてもその用紙や質問項目に沿ってエントリーシートを埋めるしかありませんよね。そんな方法ではなく、自由な発想で自分の個性をアピールしてほしい!ということでしょう。最初は少し困ってしまうかもしれませんが、せっかくの自己アピールチャンスだと思って、楽しく取り組んでみましょう。

・エントリーシートを入手する時に気をつけるポイントは?

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–提出期限をチェック

では次に、具体的に気を付けないといけないポイントをまとめてみましょう。やはり、一番気を付けなければならないのは提出期限です。企業の規模に関わらず、指定された期間内にエントリーシートを完成させて企業に送ることは必須条件です。

社会人の仕事は、期間内に終わらせるのが鉄則です。ゆっくり取り組んでいいなら、誰にでもできます。納期以内に仕上げられないなら、全く意味がないのです。

また、大企業の場合は「締切3日前以降に企業に到着したものは、最初から読まない」場合もあります。どんなに提出期限内でも、あまりにギリギリすぎるとエントリーしても意味がない場合も。かなり余裕を持てる提出期限の企業だけ、選ぶようにしましょう。焦ってしまうと、いいことはありませんよ。

–ダウンロード期限もチェック

中には、エントリーシートのダウンロード自体に制限がかかっている場合があります。「これは明日ダウンロードしよう!」と思っていたら、ダウンロード期限が昨日で切れていた…そんなこともたくさんあるようです。志望企業のエントリーシートの入手自体が叶わないなんて…悲しすぎますよね。

就活は、スピード勝負。やろうと思ったことは、その時すぐに始めた方がいいです。あとで後悔しないように、確認作業だけは怠らないようにしましょう。

–用紙サイズ等の規定は合ってる?

いざエントリーシートをダウンロードしても、印刷する時のサイズ等を間違えてしまうと大変です。「そのくらい少し間違えても大丈夫なのでは?」と思ってしまいがちですが、用紙サイズを確認するのは基本中の基本。一人だけ違うサイズでエントリーシートを送ってしまったら、中身をまともに読まずに落とされても文句は言えません。

入手方法も大事ですが、そのデータを企業の指示どおりに使えることも同じくらい大事!確認に確認を重ねてくださいね。

–企業によって入手方法は全く違う

これは改めて言うことですが、エントリーシートの入手方法は本当に企業によって変わってきます。「前受けた企業は説明会で配布してくれたから、この企業もきっと同じやり方でいいはず!」なんてことは絶対に言えないということです。

ここで紹介しなかった方法を指定してくる企業もきっといるはずですし、就活は同じやり方だけで進められるものではないのです。新しい企業を受けるたびにホームページをしっかりと確認して、正しい入手方法をチェックしなければなりません。慣れないうちは大変かもしれませんが、回数を重ねれば大丈夫ですよ。

–紙媒体ならなくさないようにする

ダウンロードしたエントリーシートのデータを印刷したり、企業側から郵送や手渡しで貰ったり…。紙媒体で入手したエントリーシートの危険なところは、「なくしてしまったらそこで終わり」ということです。何度も修正できるウェブ上のエントリーシートと違って、紙媒体のものはその実物がなくなったらどうしようもありません。

何枚も手に入る場合は予備としてもう一枚もらったり、念のために手持ちのエントリーシートのコピーを取っておいたり。何があっても困らないように、事前に「無くしてしまった時の対応策」を練っておくといいでしょう。それが、気持ちの落ち着きにも繋がります。

–メールならマナーをきっちり守る

エントリーシートのデータをウェブ上で送信する場合は、メールを使うことが多いでしょう。その時は、人一倍メールのマナーに気を付けてください。企業に送る普通のメールと違って、ついつい手を抜いてしまいがちなのが、応募書類を送信する時のメール。

「書類を送っていればいいんだから、メールの文面なんてどうでもいいのでは?」と思わないでください。どんな時も相手に対するリスペクトや敬意を忘れない人が、最後は内定をゲットするのです。対策できるところはきっちりと対策し、抜かりがないようにしましょう。

・エントリーシート入手で困ったら…Q&A

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–入手期限が過ぎてた!

困った時のQ&Aを最後にご紹介します。ダウンロード期限が過ぎていたり、参加できる説明会のエントリー期限が終わっていたり…。エントリーシートを入手する術がなくなってしまった時は、まず企業に電話をかけてみましょう。

どんなに電話しても諦めるしかない場合が多いですが、企業の中には助け舟を出してくれるケースもあります。ダメでもともとと思って、とりあえず電話してみて損はないでしょう。もしかしたら、キャンセル多発などのトラブルで首が繋がるかもしれません。後悔しているだけなら、行動してみましょう!

–エントリーシートをなくしてしまった…

なくさないように気を付けていたのに、エントリーシートを無くしてしまった…。この場合も、まずは企業に電話してどうすればいいのか聞いてみるのが一番でしょう。最初からダウンロードしていなかったわけではありませんし、なんとかなる可能性は高いです。

もしもダウンロード期間内ならそれを再ダウンロードすればいいだけですし、企業によっては郵送してくれる場合もあります。対応は企業によって異なるので、まずは問い合わせてみることが一番です。

–入手方法がわからない

どんなにホームページを読んでも、入手方法が分からない場合もあります。もしかしたら、新卒採用を始めたばかりでホームページの叙述が追い付いていない可能性があります。企業側にそれを知らせるためにも、やはりこの場合も電話で企業に問い合わせしてみるべきです。

何回もホームページを見て貴重な時間を無駄にするよりも、すぐに企業に聞いてしまった方が絶対に楽チンですよ。

–すべて自由と言われてもどうすればいいの?

エントリーシートの形式はすべて自由だと企業から言われた場合…困ってしまいますよね。どんな形式にすればいいのか迷ったら、キャリアセンターに相談しに行くことが一番おすすめです。

キャリアセンターの先生は、このような相談に何回も答えてきているプロフェッショナルです。志望動機や自己PRなど、具体的にどんな文面を書きたいかだけ考えてきて、あとは先生に相談してみれば悩む時間も時短出来ます。クリエイティブな友達がいる場合は、その人に相談してみるのも一つの手です。

–履歴書で代用できない?

就活を始めたばかりの時は、履歴書とエントリーシートの違いが分からない人も多いです。履歴書はあくまで自分の基本データを知ってもらうために提出するものであり、就活の選考で材料になるような思考・考え方に関しては賄えません。専門のエントリーシートがやっぱり必要になってきます。

履歴書はコンビニなどでも簡単に買えるため、代用できないかついつい考えがちです。でも、履歴書とエントリーシートはまったくの別物だとしっかり理解しておきましょう。

–友達のエントリーシートをもらっても大丈夫?

同じ企業を受けるつもりだった友達からエントリーシートを譲り受けるのは、禁止された方法ではないので大丈夫です。ただし、エントリーシートの中には名前や大学名が既に印字されている(事前に説明会などで入手したデータが使われている)ものもあります。そういう場合は、使い回しは不可能です。

そのエントリーシートがどんなタイプなのかチェックして、企業側から怪しまれないようなタイプなら譲り受けても問題ありません。

–いつぐらいに入手するべき?

就活を始めたばかりだと、いまいち感覚がつかめませんよね。入手可能期間に入っているならとりあえず早めに入手した方がいいでしょう。就活は基本的に、早く行動したものが勝ちます。

ダラダラしていて入手するチャンスを逃すよりも、早すぎるくらいの方が丁度よいです。頭にエントリーシートのことが浮かんだら、そのまますぐに行動する!それを意識しましょう。

・おわりに

さて、いかがだったでしょうか。エントリーシートは、「何を書くか?」も重要ですが、「どうやって手に入れるか?」を事前にしっかりチェックしておくことも、同じくらい大事なのです。

一度にたくさんの情報が入って来て混乱してしまう人もいるかもしれませんが、ようは受ける企業の情報をしっかり確認しておけば大丈夫!ということです。確認しないのは問題ですが、確認はし過ぎくらいがちょうど良いもの。自分の受ける企業のエントリーシートはどうすれば入手できるのか、きっちりと確認してくださいね!

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