【よくあるケース別】OBOG訪問の服装をスーツか私服かで迷った時の注意点

OB訪問

最新の就活事情によると7割の就活生がOBOG訪問に行っています。そして多くの就活生がOBOG訪問の際にどんな服装で行ったら良いのか迷っているという現実があるのです。

例えば面接であれば服装に迷うことは少ないでしょう。しかしOBOG訪問の位置づけが選考の一環なのかが明確でない為、服装に悩む就活生が後を絶たないのではないかと推測されます。要は面接は選考だからスーツで行くのが当たり前、でもOBOG訪問は選考とも違う気がするから服装に迷うという感じです。

ただ実際OBOG訪問を必須としている企業もありますし、企業の方と会う場合は説明会なども含めて全て選考と考えた方が行動しやすくなります。ですからOBOG訪問も選考の一環だから服装の指定がなければリクルートスーツ、服装の指定があれば指定された服装でOBOG訪問に行くようにしましょう。

OBOG訪問の相手が仲の良かった先輩だったとしても、今は社会人なわけですから社会人と接するという意識をもてば自然と服装の悩みも解決されてくることが多いです。今回はOBOG訪問の服装について解説していきたいと思います。

OBOG訪問の時の服装はどうする?

定番の服装はリクルートスーツ

OBOG訪問の日程が決まった際に多くの就活生が悩むのが、どんな服装でOBOG訪問に行ったら良いのかという点です。実際にOBOG訪問の服装は特に指定がなければリクルートスーツで行くのが無難です。OBOG訪問の服装で極端に評価が上がったりすることはありません。むしろ評価を下げないように、最低限注意すべきポイントを押さえた服選びをしていきましょう。

一般的なのがリクルートスーツに白のシャツというのがOBOG訪問の服装で一番多いパターンです。要はOBから見て不自然に感じない服装で行くのがベストという事です。そのためにリクルートスーツが一番無難だという訳です。服装だけではなく「清潔感」も重要です。例えば、男性であればネクタイが曲がっていないかとか、Yシャツにしわがついていないか、女性の方であればストッキングが伝線していないかなどはOBOG訪問前にしっかり確認しておきましょう。

OBOG訪問の服装はインターンシップの時と同じ心構えで選ぼう

OBOG訪問の服装に迷った際には、インターンシップの時に着ていくような格好でいくのがベストでしょう。業界によって、インターンシップにスーツで参加するか、私服で参加するかは変わって着ますよね。業界や企業に合わせた適切な格好でOBOG訪問に挑むようにしましょう。

なお、インターンシップの服装については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

【ケース別】OBOG訪問の服装を私服にするか迷った時の注意点

OBOG訪問に行く際、私服で行くかどうか迷う時もあるでしょう。実はそれぞれのOBOG訪問のケースで注意するポイントがありますので、場面別に別に詳しく解説していきます。

「服装は自由です」と言われた場合

一番厄介なのがこのパターンです。服装自由。つまりスーツでも良いし私服でも良いし服装はあなたに任せますよというケースです。「OBOG訪問なんだからリクルートスーツで来るのが常識だろ」と思う企業と、「服装自由といっているのに無難なスーツで来るのはチャレンジ精神がないな」と受け止められる企業とがあります。ここは企業の価値判断になりますので事前に口コミサイトなどで先輩がどんな服装で行ったかを徹底的に調べましょう

「私服でお越し下さい」と言われた場合

企業から私服で来るように指定されたわけですから私服で行くようにしましょう。その際の服装はオフィスカジュアルが一番無難です。オフィスカジュアルについては下記サイトを参考にして下さい。

 

私服で良いと言われてもあまりラフになりすぎず、清潔感のある服装で行くようにしましょう。もちろんジャージやミニスカートはNGです。また企業から「私服でお越し下さい」といわれているのにスーツで行くのはやめておきましょう。では、なぜ企業が「服装自由」とか「私服でお越し下さい」と言ってくるのでしょうか?その意図を考えたときに3つの可能性が考えられます。

知り合いにOBOG訪問する場合

OB訪問をお願いする相手が、知り合いだった場合、どのような服装が相応しいでしょうか?初対面の相手の場合は、特に指定もなければスーツが無難です。しかし、なまじ相手がサークルやゼミの先輩であれば、何を着ていくのがよいのか迷ってしまうことがあるでしょう。

結論から述べますと、知り合いで、ある程度、お互いの気心が知れていれば、スーツ以外でも構いませんただし、「親しき中にも礼儀あり」という言葉があります。短パンやサンダルなど、軽装は避けましょう。基本的に、相手は年上の社会人であり、貴重な時間を割いてくれています。いくら相手が知り合いだからと言って、気を緩めすぎないようにしましょう。

もし迷ったら、無難にスーツを着ていくのも一つですOB訪問の相手も「頑張って就活しているから応援したい」と思うのが普通の感情です。また、就活においての服装でスーツは外れがありません。たとえOB訪問をする知り合いの方に「スーツなんか着てこなくてよかったのに」と言われたとしても、それは相手が気遣いで言ってくれているだけです。少なくとも不快には思っていないでしょう。

もちろん、「堅苦しいのは嫌だから、普段着で来て」と事前に指定されれば、それに従えばいいだけです。

休日にOBOG訪問する場合

休日のOB訪問に適切な服装は何でしょうか?OB訪問の日時や場所は様々なケースが想定されます。融通の利く仕事や忙しい社会人であれば、勤務中に直接職場に来てほしいということもあります。あるいは、企業として、積極的にOB訪問のバックアップ体制が整っていれば、むしろ平日でもいつでもどこでも協力してくれる場合もあります。

一方で、休日にプライベートな時間を使って、わざわざ個人としてOB訪問を受け入れてくれるケースもあるでしょう。その際に、特に時間と場所以外の指定がない場合、服装に迷ってしまうかもしれません。ここでも、やはり迷った際には、スーツを着ていくことが望ましいでしょう。就活において、スーツはある意味では、最強の服装と言えます。清潔感のあるリクルートスーツに身を包んで、不快に思う人いないからです。フレッシュさや真剣さなど、好印象しか与えません。

指定がない以上、就活においてリクルートスーツを着ていけば問題ありません。ただし、「私服で来てください」と指示があれば、それに従うべきでしょうなぜなら、指定しているのに、わざわざスーツを着ていくと、人によっては「融通の利かない学生」だと思われてしまうからです。

アパレル業界にOBOG訪問する場合

アパレル業界は、私服を指定してくることが非常に多いです。その際、自社ブランドを持っている企業の場合、最低でも1点はその会社のブランドを組み合わせることをオススメします。アパレルの販売職の場合は自社ブランドを身に付けることが仕事上必須となってくることが大半です。OBの方から「それ、当社のブランドですか?」なんて聞かれて話が弾み和やかな雰囲気になり、聞きたいことが色々と話せたという実例もあります。

では自社ブランドがハイブランドだった場合はどうしたらよいでしょうか?30代や40代をターゲットにしたハイブランドの場合は、学生からすると身の丈に合っていなかったり、企業側も20代を意識していなかったりする場合も多いので無理する必要はありません。この場合は「自分に似合う服装」でセンスの良さで勝負していきましょう。

暑い夏にOBOG訪問する場合

OBOG訪問する時期が暑い夏の場合、「クールビズだから」と自分の思い込みだけでノーネクタイ、ノージャケットで行くのは控えましょう。クールビズの考え方も会社や人それぞれですので、注意が必要です。少しでも不安を感じた場合は、思い切って相手に聞いてみるのも1つの手です。もし、「肩肘はらないでやろう」と先方から言ってくれた場合でも、白やネイビーのポロシャツにチノパンなど、清潔感のある服装を選ぶよう心がけましょう。
また、汗が気になる季節ですから、ハンカチなどを持参して万全に汗対策をしましょう。夏場は特に身だしなみに気を使うことが大切です。

OBOG訪問時の「服装の自由」は企業側はどんな意図があるの?

就活生を試している

時には企業が就活生を試しているケースがあります。服装自由といってあなたの判断を試しているのです。これは企業風土に合わせるべきですので、ベンチャーや外資系は私服、日系大手はスーツが無難でしょう。「服装自由」と表記されることが多いですが、いずれにしても口コミサイトで調べてみましょう

服装のセンスを見たい

従業員が私服で勤務している会社やアパレル業界に多いケースですが、あなたの服装のセンスを見たいという理由で私服を指定することがあります。この場合「私服でお越し下さい」と明確に指定してくることが多いです。ただし、「服装のセンスを見たいので私服でお越しください」とわざわざ明言してくる企業は多くはありません。ですから、業界研究・企業研究をしっかり行って、企業の意図を探りましょう。業界研究・企業研究の方法については以下の記事を参考にしてください。

企業側の配慮

純粋に企業側の配慮による場合もあります。例えば、暑い夏や寒い冬はスーツより私服の方が就活生にとって良いのではとか、私服の方がリラックスしてOBと話ができだろう、という気配りです。この場合は「私服可」とか「私服でお越し下さい」と言われることが多いでしょう

OBOG訪問はアクセサリーやカバンにも注意しよう

服装よりもむしろこちらを軽視しがちな学生が多いです。リクルートスーツや私服で清潔感のある服装をしているのに派手なアクセサリーをしていたり、服装に似合わないカバンや時計を身に着けている学生が多くいます。要は「センス」がよろしくないというケースです。リクルートスーツにGショックはちょっと合わないですから、1,000円程度で売っているビジネス用の時計を購入しましょう

また、私服に就活用の皮のカバンは合いません。私服ですからオフィスカジュアルになると思いますのでオフィスカジュアルに不自然でないカバンを選びましょう。もちろんショルダーバッグなどでも違和感がなければ大丈夫です。

女性の方の場合、アクセサリーを全て外してOBOG訪問に行くのが一番安全です。「ネックレスはYシャツで隠れるから大丈夫」と自己判断をしてしまうと、OBと話している最中に見えてしまうということもあります。また、マニキュアや髪型にも注意ましょう。基本的に派手なものは避けた方が良いです。つまり、服装以外に注意したいのが、男性の場合はカバン、靴と髪型女性の場合は男性にプラスしてマニキュアとアクセサリーです。OBOG訪問の服装で個性をアピールする必要はないので「清潔感」を意識していくと良いでしょう。

実際のところ比較的年齢の近いOBであればそこまで気にしないというのが現実ではありますが、会社内で会う場合は他の社員も見ている場合もありますので細心の注意をもっていきましょう。

おわりに

このようにOBOG訪問の時に服装で悩む学生が多いのですが、基本的にはリクルートスーツです。しかし、事前に私服を指定された場合は企業の意図を調べて最適な服装を決めていきましょう。むしろ印象を良くするのは清潔感とセンスです。服やカバンが立派でも汚れていてはダメですし、派手すぎるメイクなどもNGです。服装そのものも大事ではありますが、重要なキーワードは「清潔感とセンス」であることを忘れずに細かな部分にこそ意識をして

服装に関するマナーなど現場の細かな情報を知りたいときはOBOG訪問に行きましょう。

周りにOBがいないときはメンターズというサービスを使えば気軽に会うことできますよ!

◼︎OBOG訪問の情報をもっと知りたい方にオススメの、就活Hack厳選OBOG訪問ノウハウ記事はこちら

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